中華プラモについて語りたい
夏だぜ!連日40℃近くを記録しているぜ!そんな暑い日は…


涼しい部屋でプラモを作ろう!!!!
プラモは凝れば凝るほど自分好みのかっこいい(かわいい)立体物を作り出せるクリエイティブな活動なのだが、いわゆる素組みであっても、プチプチとニッパーでパーツを切り出し、自分の手で立体物を組み上げていく工程には独特の快楽が有り、夏休みやお盆休みに自宅で行える余暇の過ごし方として手軽でとても楽しいものだ。
そこで、どちらかといえばプラモを普段あまり作らない方や、塗装や加工までは手を加えないカジュアルに楽しんでいる方におすすめしたいのが、中国製のプラモである。
中国メーカーの製品が日本でも簡単に手に入るようになり、いくつか組んでみたところ見えてきた特徴がある。
日本製プラモ…例えば、メジャーなバンダイのプラモやコトブキヤのプラモでも多色成形と細かいパーツ分割で、組み立てるだけでかっこいい仕上がりになるものが多いが、中国製のプラモはそれに加え塗装済みのパーツが用いられている場合が多い。


そんな無塗装でお手軽にプラモを楽しめる中国プラモ界隈で、最近特に話題になっているのがBlokeesというメーカーの製品である。このメーカーは本当にすごい。
本稿ではBlokeesの簡単な説明に加え、先日発売され日本でも話題になっているキット「仮面ライダーディケイド」についてレビューしていく。
Blokeesって何だ???
中国の玩具メーカー「Blokees(ブロッキーズ)」は「ブロックフィギュア」と呼ばれるデフォルメされた半完成(要組立)状態のフィギュアを中心に展開している企業であり、日本でもタカラトミーが輸入代理店としてトランスフォーマーのブロックフィギュアを販売している。


Blokeesは上記のトランスフォーマー以外にも多くのIPライセンスを取得しており、スターウォーズやMARVEL、仮面ライダーやエヴァンゲリオンなど、多種多様なIPを用いた製品を展開しているが、そのラインナップにはブロックフィギュアのみならず、本格的な組立キットも含む。


先述のタカラトミーと同様、MARVEL・エヴァのプラモデルに関しては童友社が輸入販売しており、一般的な量販店(ヨドバシやトイザらスなど)でも購入することができる。


最近だと、マンダロリアンのプラモが映画館やAmazonなどでも簡単に入手できたため、そのクオリティと価格(安価)が話題になり日本でもBlokeesのプラモが広く認知されたように感じる。
しかしながら…!
一部IPに関しては、地域限定ライセンスという形態であり、中国国内でのみ展開しているものや、日本を除いてグローバル展開しているものがある。
ウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊がそれに該当する。


現在クウガ(アルティメット)とディケイドの2種類を販売している仮面ライダーのキットは非常に評判が良く、ディケイドに関しては先日発売されたばかりのホットな製品だが、地域ライセンスの関係上、まだコア層にしか認知されていないように思う。
前置きが長くなったが、このBlokees版ディケイドはプラモライト層にマジでおすすめのキットなので、簡単に買い方の説明とレビューを行っていく。
Blokees 仮面ライダーディケイド 買い方&レビュー
昨年発売された仮面ライダークウガ アルティメットフォーム。


youtube等で国内外問わず多くのレビューが散見されるが、そのほとんどが非常に高評価である。
そして、Blokeesによる仮面ライダープラモの次弾として非常に期待されていたのが、先日発売された仮面ライダーディケイド。


私もライトプラモユーザーとして「夏にプラモやりてぇ〜」と思い早速購入した。
前述の通り、本製品は地域限定ライセンスで日本国内では流通していないため、入手する手段は大きく分けて2つ存在する。
1つは、メルカリやヤフオクでの購入。しかし、実際に検索すると…


¥8000前後で取引されているケースが多い。
これはマジでやめとけ。
というのも、本製品の定価は149元であり、日本円換算で大体3600円くらいである。
なので、送料などを勘案しても¥5000しないくらいが適正だろう。
そこで私が利用したのがAliExpress(アリエク)だ。
アリエクに対しては、何となく怖い・不安と思う方もまだ多いと思うが、ここ数年でアリエクChoiceというAmazonでいえばprimeのようなシステムが整備され、非常に安全性が高いサービスが提供されている。支払いもPayPalが使えるので、Amazonや楽天で買い物するのとほぼ変わらない安全性と使い勝手で購入できる。
購入時、アリエクChoiceで最安だった店で購入したところ¥3500弱(送料無料)で購入することができた。


注文から1週間程度でちゃんと本物が届いて一安心。


本キットの大きな特徴は、塗装済み・切り出し済のパーツが多数含まれている点だ。


特に、驚いたのがベルトのバックル部。平成ライダー初期9作品のアイコニックなクレストがプリントされ、細かい箇所も塗装済みで封入されている。


さらには、バックルの展開ギミックも再現されており、付属のプラ製カードを装填することもできる。すげぇ〜


パーツ構成は割とシンプルで、ガンプラで言えばちょい多めのHGくらいのランナー枚数である。組立に要した時間も2時間程度で、非常に組みやすいキットだと思う。
そして、完成したのがこちら…!


かっこいい…!かなり本物っぽいプロポーションだ!
本キットは全高約18cmなので、大体1/10スケールくらい、ガンプラで言えば1/100スケールキットくらいのやや大きいサイズのキットなので非常に存在感が強く、組み上げた際の満足感も大きい。


スタンドも付属するので、飾った際の安定性も申し分ない。




カードの持ち手も使い勝手が良く、ディケイドらしいポーズも決められる。




武器は差し替えで形態変化を再現。


可動に関しては、若干動かしづらい部分はありつつも、ある程度の自由は効くのでディケイドの謎ポーズも決められる。
【高評価ポイント】
プロポーションの良さ、組みやすさ、素組での完成度の高さなど総合的に考えて、このクオリティのキットが¥3500程度なのは脅威的である。
ベルト周りのクオリティは本当にすごい。国内の完成済製品(フィギュアーツ等)と比較しても遜色ない。
【残念ポイント】
ボディの中心、白と黒のラインが走る印象的なデザインのだいぶ目立つ箇所に分割がある。
塗装済みのパーツ(白塗装)に若干くすみがあった。
【総評】
上記のやや残念なポイントについては多少の技術が必要なものの、ユーザーで対処できる問題なのでそれもまたむしろ、プラモの楽しみとしての余地が残っているとポジティブに捉えることもできる。
細かい箇所がシールやデカールでの再現ではなく、塗装済みなのでミスの恐れもなく、組み上げた後は完成済フィギュアのような確実なクオリティが担保されるのはライトユーザーにはありがたい。
普段プラモを作らない方でも簡単に組み上げられるシンプルな構成なので、外に出たくない際の余暇活動として最適。
以上、Blokees 仮面ライダーディケイドの簡単なレビューをさせていただいたが、組み上げるだけで、非常に完成度の高いディケイドの立体物が手に入るので興味のある方はぜひチェックしていただきたい。
本稿では中国製プラモの特徴や買い方も含めてまとめたので、夏季休暇を安全に過ごす一助になれば幸いである。
涼しい部屋でプラモを作ろう!!!!
