【CGなし】心からほっこりする動物が尊い映画5選

ライターのヤマダと申します。

突然ですが、皆さん動物映画はお好きですか?一口に動物映画といってもその種類は様々です。可愛さテンコ盛りの映画もあれば、人間を襲う恐怖の動物映画もあったりします。私は特に前者の動物映画が好きです。可愛い動物は、私が仕事でミスをしても罵詈雑言を浴びせてこないし、記事の内容をチクチク言葉で指摘してくることもないから…。

私に限らず殺伐した日々をお過ごしの方にとって、少しでも癒しになるように、今回は飛び切りキュートな動物映画をまとめました。しかもCGではなくホンモノの動物が可愛い映画です。考察とかカメラワークが秀逸とか、そんなんどうでもいい!可愛いは正義!どうか皆様も、可愛い動物映画を見てご自愛ください。

1.【イヌかわいいね】『わさお』

青森県で拾われた迷い犬・わさおが成長して、飼い主のもとに帰るまでを描いた感動の動物ドラマです。わさおはタレント犬が吹き替えするのではなく、ガチのわさおが演技しています。ただしストーリーはフィクションです。主人公の少年・アキラくんの母親がわさおをかばって事故に遭い、それを責めるアキラ君はわさおを東京の知り合いへ引き渡してしまいます。しかしアキラ君を想うわさおは脱走し、自力で青森まで帰ってくるのです…。

これだけでもう涙ぐんでしまうのですが、アキラ君もわさおを引き離してしまった自分を責めているのも胸が締め付けます。まだ若いのに背負うものがデカすぎる…。

他にもわさおを見守る薬師丸ひろ子が飼っていた犬が老いにより死んでしまうと、ただ悲しむのではなく「(一緒にいてくれて)ありがとう」と言っているのです。自分も2匹のネコを飼っていますが、別れの時が来たら「ありがとう」と言える飼い主でいたいと思いました…。

(C) 2011「わさお」製作委員会

また話は変わりますが、マタギ(野犬や熊を駆除する猟師)を演じた笹野高史が全身モノトーンコーデで口数も少ないので、スナイパーか何かと思いました。かっこいい。

…だいぶわさおから話が逸れましたが、愛嬌ある動きはもちろん、遠くからわさおの背中をとらえるシーンの多さも印象的です。できる犬は背中で語る。クマと戦うシーンもあるのですが、地面に倒れているのか、じゃれて土に体をスリスリしてるのか謎なシーンもありました。クソっ…可愛い…。私も子犬からわさおを育て上げたい人生でした。

2.【ネコかわいいね】『猫が教えてくれたこと』

世界中の猫好きから注目を集めた、まさに“圧倒的”猫ドキュメンタリー。

トルコ・イスタンブールで自由気ままに暮らす猫たちの生活を捉えた内容となっています。ある猫は人にこびず悠々と生活したり、また別の猫はいろんな人間に甘えてご馳走をゲットしたり…。日本で野良猫というと、残念ながらまだネガティブなイメージがついてしまいますが、トルコでは猫を神々しい存在として扱っているのが印象的。

終生室内飼いが推奨される日本に対し、トルコでは「ずっと家に閉じ込めておくのはかわいそう」「猫をペットとして扱うのは少し違和感がある」など、国ならではの価値観もはっきりと分かります。

(C)2016 Nine Cats LLC

登場する野良猫たちは地域の人たちが自主的に面倒を見ており、人間と猫様の尊い関係性が築かれています。「サイコパス」なんて名付けられる猫もいますが、ちゃんと可愛がってもらっています。よかったねえ。

それにしてもいい所ですね…トルコ…。猫奴隷(猫の奴隷となった人間の意味)の聖地…。ちなみに家で本作を見ていたら猫様もこの関心っぷり。

猫からすると、本作は社会派ドキュメンタリーになるのでしょうか。途中から字幕が猫に隠れて見えなくなったので、半分スクリーンセーバーとして楽しみました。

3.【ライオンかわいいね】『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』

2/26(金)公開の少女とホワイトライオンの絆をリアルタイムで3年も追いかけたドラマ映画。終始CGを使用しておらず、少女ミアが楽しそうにじゃれているライオンは、百獣の王でお馴染みのあのライオンです。リアルガチ。

本編はほっこりするシーンが盛りだくさんですが、一方でライオンを家に上げるとほとんど家猫と同じ行動をすることで、家財に壊滅的なダメージも与えています(勝手に人間の食い物を食べる、テーブルに飛び乗る、物を落とすなど…)。そういう姿も含めてめっちゃほっこり。かわいいなあ…私もホワイトライオンをお家に上げたい。

(C) 2018 Galatee Films – Outside Films – Film Afrika D – Pandora Film – Studiocanal – M6 Films

ライオンがキュートなだけでなく、南アフリカで問題視されている「トロフィーハンティング」や「缶詰狩り」の実態にも切り込んでいます。と言っても、目をそらしたくなるほど過激なシーンはないので、小さいお子様と一緒に見るのに最適な作品でもありました。

個人的には少年と馬の逃避行を描く『荒野にて』と、猫×貧困×麻薬をそれぞれ丁寧に描いた『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』のような構成・展開も好きです。 

※トロフィーハンティング
娯楽目的で動物を狩ること。南アフリカでは一種のアクティビティのようになっており、社会問題となっている。ちなみに「缶詰狩り」は人工的に繁殖させた動物を狩る行為を指す。おもに『ミアとホワイトライオン』は缶詰狩りについて触れている。

4.【アザラシかわいいね】『続 ひとりぼっちのセリク』

北欧発、数少ないアザラシ映画『ひとりぼっちのセリク』の続編。主人公の女の子に世話されたアザラシのセリクを野生に戻したはずが、まさかのぼっちに耐えられず、再び主人公のもとに戻ってきてしまうストーリーです。(おそらく)前作同様、あふれでる‟低予算感”が何とも言えないノスタルジーな気持ちにさせてくれます。もはや低予算すぎてドキュメンタリーなのか劇映画なのか分からないほど。

その証拠に、本編ではセリクが怪しい人間に誘拐される衝撃の展開があったのに、数日後しれっと主人公のもとに戻ってきます。しかも、なぜ誘拐されたのか一切不明だし、主人公たちもセリクを取り戻そうと行動するわけでもないという…。字幕は収録されておらず、終始主人公のモノローグが日本語で語られる設定もドキュメンタリーっぽい。

ストーリーや演出はどちゃくそフワフワしていますが、ヒロインたちの別荘によちよちと上がってくるけど、降り方がわからなくて困惑するセリクが死ぬほど可愛い…。庭でお気に入りの場所を見つけると、大きなあくびをして昼寝する姿も最&高。なかなか見られませんからね、人の家を縦横無尽にウロウロするアザラシなんて。

マイナーゆえにセルやレンタルはおろか、マケプレでも第1作を見つけることができず…。今回はメルカリで唯一発見した続編の購入(500円)に成功しました。第1作を所有している方がいたら、ぜひ感想を教えてください。体が可愛いアザラシを欲しているので…。

5.【ニワトリかわいいね】『コックファイター』

闘鶏に人生のすべてを捧げる男をパワフルに描く本作。闘鶏の大会でメダルを獲得したこともある主人公・フランクですが、酒と軽口が原因で大事な鶏を死なせてしまい、それ以降は酒も喋ることもやめてしまいます。そんな中、再び因縁のライバルと対決する機会を得ると、あらゆる財産を手放してまで闘鶏に心血を注ぐように…。

闘鶏の試合はどちらかの鶏が死ぬまで戦う上に、鶏の足には刃物を付けて戦わせるなど、動物愛護の観点からみれば漆黒です。しかし飼い主に抱かれている鶏はおとなしくて可愛いし、せっせと特訓に励む鶏の姿も愛おしい…。飼い主に担がれながら、ひたすら同じ場所を行き来したり、自家製ベルトコンベアみたいな道具で走ったりしていました。しばらく本編を見ていると、戦いながら舞う鶏の姿に美しささえ感じてしまいます

(C)1974 Rio Pinto Productions, Inc. and Artists Entertainment Complex, Inc.

しかしラストでは、闘鶏がいかに道徳から外れたものなのかを思い知らされる演出が待ち受けており、フランクの狂気的な鶏に対する振る舞いで、一気に現実に引き戻されました

フランクは鶏を道具としか見ていませんが、中には手塩にかけて育てた鶏が試合で死んでしまい、怒りと悲しみに狂ってフランクを殺そうとするコックファイターも…。(稼ぎ頭が死んでブチ切れているだけかもしれませんが…)

動物映画は尊い

いかがでしょうか。可愛い動物映画を見て、日々の鬱憤は晴れたでしょうか?

筆者の場合、家にネコが2匹もいるのにキュートな動物映画を漁っているので、日々のストレスが尋常じゃないのかもしれません(何の話?)

猫カフェやフクロウカフェなどもいいですが、人間と動物のドラマは見ていて心が洗われるのでお勧めです。文字通り、老若男女問わず楽しめる数少ないジャンル映画をぜひ見てみてください!

P.S:『ひとりぼっちのセリク』の第1作を持っている方がいたメルカリでいいので譲ってください。500円くらいなら買います…。

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