齊藤工×片岡礼子×秦俊子『オイラはビル群』
俳優としてはもちろん、監督・プロデューサーとしても活躍する齊藤工が企画・プロデュース、原案を女優の片岡礼子が、脚本・監督を秦俊子が務めるクレイアニメーション『オイラはビル群』がWOWOWオンデマンドで配信開始。
さらに、主人公となる「ビル群」の声を中島トニーが、「蠢く」の声を斎藤工と片岡礼子が自ら務めることも発表となった。
2018年7月にFIGAROjaponでの白黒ポートレート撮り下ろし連載 『活動寫眞館』にてカメラマンと被写体として齊藤と片岡が出会い、対談の中で片岡がクレイアニメ企画を長きに渡り温めている事が語られた。
齊藤も2017年に、クレイアニメ『映画の妖精 フィルとムー』の制作等を手がけており、片岡がずっと大切に考え続けてきたクレイアニメの構想に共鳴。
この対談をきっかけに齊藤が「絶対にこの作品は作られるべき」とプロジェクトの立ち上げを立案し、監督に秦俊子をむかえた。
「映画は どこにいようとも 世界を見せてくれる【窓】」そう語り、様々な作品【窓】を世に送り出し続ける齊藤工が、女優・片岡礼子が20年温めてきた構想をようやく形にしたクレイアニメがついに配信開始。
『オイラはビル群』あらすじ
「蠢く」によって作られた「ビル群」が、意志を持ってゆっくりと歩き始める。歩き始めたビル群は、近くのビルを食べて大きくなる。
ビル群が大きくなるにつれて空は薄暗く曇り、スモッグがかかっていく。
食べるビルがなくなり、お腹をすかして八つ当たりを始めるビル群。しかし、あることをきかっけに自分の中に住む「蠢く」の姿が荒れてしまっていることに気付く。
様々なバランスが崩れていくなか、ビル群の新しい発見と行動により、崩れたバランスは徐々に取り戻されていく。
アフレコを終えてのコメント
◆齊藤工
秦監督には明確に仕上がりが見えていると思うのですが、あえてアフレコは自由にやらせてくれる感じが、秦監督の偶発と的確の絶妙な世界感なのだと思いました。
言葉を超えた本作が、海を超え広くに届く事を願います。
◆片岡礼子
人ではなくて、アニメに声をあてるのは珍しいので、楽しむのを大事にしました。あと、制作しているときの想いを思い出して、みなさんに届け!とおもってやりました。私自身も完成を楽しみにしてます!
◆中島トニー
映画の吹き替えはよくしてるんですけど、クレイアニメははじめてやりました。とっても楽しくて、その雰囲気が届くといいなと思います。普段出さない声を出せたのが、とにかく楽しかったですね。
◆秦
テストもなしにいきなり本番で進めてしまったんですけど、3人ともすごくアフレコが上手で。私がなにか細かく指示する必要なく、映像に合わせて世界観を表現してくださったので、ありがたかったです。やっぱり、作り始めの頃から情報共有をしていたので、みなさんイメージをもってくださっていて、やりやすかったですね。
番組詳細
◆タイトル:『オイラはビル群』
◆放送日時:絶賛配信中 [WOWOWオンデマンド] [無料トライアル実施中]
◆企画・プロデュース:齊藤工
◆原案:片岡礼子
◆脚本・監督:秦俊子
◆声の出演:ビル群=中島トニー 蠢く=斎藤工、片岡礼子
◆番組公式サイト:https://wod.wowow.co.jp/series/47749
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