東映アニメーションによる実験映像『URVAN』の背景美術制作に画像をアニメ調に変換するScenifyを活用

佐世保市を舞台にした実験映像『URVAN』の背景美術制作に、アニメの背景美術制作支援ツールScenify™(シーニファイ)を活用

東映アニメは、約5分間の実験映像『URVAN』を制作するにあたり、PFN(株式会社Preferred Networks)の画像変換およびセグメンテーション技術を応用して開発されたScenifyを活用した。

同作品では、実在する佐世保の風景をアニメ調・サイバーパンク調の2つの画風で表現しており、現地で実際に撮影された風景写真からScenifyでアニメ調の背景素材に自動変換することで、美術クリエイターが画像の前処理工程に要する時間を従来の約1/6に大幅短縮することを可能にした。
Scenifyは、同作品で制作した背景美術の約2/3に使用され、この技術の活用により、美術クリエイターは作業負担・工数を削減することができ、クリエイティブの自由度・振れ幅が大きいサイバーパンク調の背景制作により多くの時間を充てることが可能となった。

実験映像作品『URVAN』におけるScenifyを利用した背景美術制作の例

素材写真
Scenifyによる変換結果(アニメ調)
東映アニメ美術スタッフによる最終レタッチ結果(サイバーパンク調)
©東映アニメーション

『URVAN』 について

【『URVAN』とは】

「URVAN」とは、「お盆」すなわち「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の語源といわれる、紀元前7世紀頃の古代アヴェスター語「ウルヴァン(霊魂)」を指します。 本作品『URVAN』は、長崎県佐世保市を舞台に、霊を迎え入れ、そして送り出すお盆をモチーフに、「非日常」と「日常」が交錯する、神秘的でどこかなつかしい、サイバーパンクアクションです。 アニメーションとして表現された佐世保の実在の風景が、サイバーパンクの世界へと変化し、その不思議な街を謎の男女2人が駆け抜けます。 さらに、全編を通じて、佐世保を代表する特産品の数々も映像を彩り、「尖った」「映える」形で地元の方でも新鮮にお楽しみいただけるよう表現しました。是非ご覧ください。

『URVAN』(ウルヴァン)は、東映アニメのPEROsが、長崎国際大学人間社会学部 国際観光学科 尾場均研究室の協力のもとで製作した、佐世保市を舞台にした約5分間の実験映像=パイロットフィルム。
リモートでのロケハンや最新のコミュニケーションツールを活用することで、舞台となった佐世保に一度も行くことなく、地域の新たな魅力を創造する、コロナ禍におけるアニメ製作に挑戦した作品。
■配信・放送情報
配信:東映アニメーション公式YouTubeチャンネル内 https://youtu.be/V4xzPH3NZuo
放送:テレビ佐世保 不定期放送
NIB長崎国際テレビ 3月末まで毎週金曜日10:15頃より「スッキリ」内の天気予報の背景映像(フィラー映像)にて放送

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