近場で自然の豊かさを楽しむマイクロツーリズムが流行している今、都心から日帰りで行ける箇所も多く、観光地としてじわじわと盛り上がりを見せているのが「古墳」だ。
「地球の鍵穴」としてマグネットパワー攻略にも有効な『仁徳天皇陵』(百舌鳥・古市古墳群)が世界遺産に登録されたのも記憶に新しく、古墳にちなんだグッズが次々に発売されている。
その中でも気になったのが『御陵印帳』である。
『集めてまわろう「御陵印」 ~百舌鳥・古市古墳群めぐりや京都旅行の記念に!~』
9月10日に小学館クリエイティブより発売された本書。実際に御陵印をもらうために使える本格的な御陵印帳と、もらうのに役立つガイドがセットになった書籍である。
『御陵印(ごりょういん)』とは?
神社や寺院で参拝者向けに押印される印章、印影である御朱印集めがブームになったのも割と最近の話だが、御陵印は御朱印の古墳版のようなもので、歴代天皇御陵の参拝記念に頂く96個の印である。
印は、大阪府・京都府(2か所)・奈良県・東京都にある計5か所の陵墓監区事務所に置かれており、参拝者が自分で押すことができるのが、御朱印や御城印との違いである。
![](https://m-nerds.com/wp-content/uploads/2020/09/sub1-7-1024x728.jpg)
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御陵印自体の数は多いものの、実際に訪れる必要がある場所は、5個所と少ないためフルコンプを狙って取り組むことも難しくない。
御陵印帳の詳細は以下の通り。
『集めてまわろう「御陵印」
~百舌鳥・古市古墳群めぐりや
京都旅行の記念に!~』
価格:本体 2,300 円+税
2020年9月10日発売
発行:小学館クリエイティブ
発売:小学館
http://www.shogakukan-cr.co.jp/book/b507051.html
古墳ガールと言えば…
こうした古墳ブームには女性ファンも多く、グッズの収集家も多いとのことだが、古墳ガールと言えば『古墳ギャルのコフィー』は外せない。
『古墳ギャルのコフィー』は鷹の爪シリーズで有名な蛙男商会(FROGMAN)制作のフラッシュアニメで、『秘密結社鷹の爪』との二本立てでテレビシリーズを放映し、劇場版も公開された作品である。
前方後円墳ギャル・コフィーを主人公としたシュールなコメディ作品で、古墳の要素を活かした「中の人」ギャグが本作の特徴である。
多様な形状の古墳たちの姿をコミカルに描いたFROGMANの傑作であり、鷹の爪ともうっすらと世界観を共有している設定があるので、10月から始まる鷹の爪シリーズ最新作『秘密結社 鷹の爪 ~ゴールデン・スペル~』と併せて古墳ブームの今、御陵印集めの旅や『古墳ギャルのコフィー』を楽しもう!
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