今、ディズニー資本のジェットパック鉄仮面ヒーローが巷を騒がせている。
言うまでもなくあのスターウォーズのスピンオフ作品、「マンダロリアン」のことだ。劇場版作品「マンダロリアン・アンド・グローグー」が日本で猛烈に大ヒット。スターウォーズおじさんだけでなく子供や女性にもブッ刺さり、あらゆるところであの鉄仮面とよもぎ餅を見かけることができる。どこもかしこも我らの道すぎる。


Amazon:スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー (日本語版)
関連作品を見るためにディズニープラス会員も急増。過去のスターウォーズ関連作品にも注目が集まっている。素晴らしいことだ。日本中がフォースと共にありまくっている。
さて、マングーからの新規の皆様もガチガチにアニメシリーズを追いかけ始めたりとかでなければそろそろ関連作品を区切りが良いところまで見終わって「次はどうしようかな」と思っている頃ではないだろうか。
ここで皆様に一人のヒーローと、彼が主人公の映画を紹介したい。マンダロリアンと同じディズニー資本で、マンダロリアンと同じくフルフェイスの鉄仮面で、マンダロリアンと同じくジェットパックで空を飛び回るヒーロー。「ロケッティア」だ。もちろんマンダロリアンと同じくディズニープラスで見ることができる。


今から「ロケッティア」の話をする。察しの良い方はお気付きだろうが、今からこじつけの記事を書く。マンダロリアンには関係ないし、スターウォーズにも関係ない。でも、面白い映画だからマンダロリアン人気に無理やり乗じて紹介していく。
『ロケッティア』は1991年公開のディズニー制作の映画だ。1991年といえばターミネーター2やらホームアローンやらの年なので、それらと比べるといまいち知名度は低いがかなり面白い。
原作はアメコミで、マーベルやDCではないが色々な出版社を転々としつつ発行されていた。
相棒のベテランメカニック、ピービーとロケットパックを暴発させたりそこら辺の銅像を盗んで背負わせてテスト飛行をしたりしてみるも、そのままでは飛行中に舵が効かないし何より危ないことが判明する。
そこでピービーが飛行中の舵になるヘルメットを開発。クリフはロケットパックでの曲芸飛行を見せ物にしようとするが、成り行き上初飛行で人助けをすることに。
しかし初飛行が目立ちすぎてFBIやギャングにバレてしまった上に、今度はFBIとギャングに加えてナチスの大男までもが現れる。
もしもナチスにロケットパックが渡って量産されたら世界が大変だ! クリフはFBIにロケットパックを返そうとするが、なんやかんやでそうもいかなくなってしまう。
ギャングやナチスの大男と繋がっていたのは映画スターのシンクレアだ。シンクレアはクリフの恋人を人質にとってしまう。さあどうなっちゃうんだ! クリフは恋人を救えるのか! ロケットパックの行方は!?
だいたいこんな映画だ。
とにかく痛快で見やすい! 大人も子供も楽しめる単純明快なストーリーで「凄すぎて圧倒されて疲れるな」とかもない、ちょうどいい痛快さ!
古き良きアメリカ! 衣装もセットも全部素敵。古い人間でもないしアメリカ人でもないのに「懐かしきアメリカだ」と思ってしまう最高のレトロ感。その世界にとっての異物であるはずのロケットパックやロケッティア自身も時代に馴染んでいるデザインで最高。


登場人物も最高。信じられないくらい顔が良くてちょっと抜けてるヒーロー! 天才メカニックのジジイ! 鼻持ちならない金持ちでハンサムな悪役! その他人情に熱い仲間達!




さらにさらにさまざまな王道お約束が次々溢れ出してくる。飛行機のコックピットにガールフレンドの写真貼るやつ! 飛行士のお守りのガム! ナチスの陰謀! 王道で最高の要素しかない。
ロケッティアはジェットパックを背負っただけの普通のタフガイだからアクションは泥臭いけどそれもまた良い。


「せっかくディズニープラス入ったし色々見てみるかな」のリストにぜひロケッティアを加えてみてはいかがでしょうか。「なんか一本スカッとするちょうどいいのが見たいな」という時にとてもちょうどいい作品だ。
ついでに現代が舞台の子供向けアニメもディズニープラスにある。映画ともどもロケッティア英才教育に役立つに違いない。
なお、この『ロケッティア』はスーパーファミコン向けにゲーム化されている。レースゲーム、アクションゲーム、シューティングゲームなどさまざまなゲームシステムが映画の場面ごとに切り替わるという斬新なゲームだ。しかし最初のレースゲームが本当に異常なほど難しいためその先の他のゲームを体験するためにはかなり根気がいる。
ないと思うがプレイする機会があったら挑戦してみてほしい。
筆者は映画より先にこのゲームを知ってしまったので「この変なゲームの元になってる映画だからさぞ変な映画なんだろうな」と思いながら映画を見たらあまりにもまっすぐな王道娯楽映画で感動した過去がある。









