家に帰った俺は、もう一度Cさんの映像を見返した。
恥ずかしがるCさんの様子はまるでアイドルだ。ひたすらに、かわいい。
俺は人生で初めて、自分の撮った映像がいいものだと思った。今まで自分が撮ったなにも信じられなかったが、この子の笑顔にだけは確信を持てる。俺はこの世界でいちばんかわいくCさんを撮れる才能を与えられた男なんじゃないかとすら思う。俺がゴダールならCさんはアンナ・カリーナだ。
この映像は良いものだ。世界中に向かって声高に叫んだって構わない。
嫌がる女にカメラを向ける。
この方法でなら、俺は映画監督になれるかもしれない。一人では無理かもしれなくても、女の子となら戦える。決してCさんと仲良くなりたいとか、そんな下心はない。そう自分に何度も言い聞かせた。
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