ザ・スミスファンのラジオ局ジャック事件に着想を得た青春音楽映画『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』特報映像が公開

『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』

ザ・スミス解散のニュースが駆け巡った1987年、夏。5人の若者が自分を探し彷徨う一夜を、ザ・スミスの名曲で彩る珠玉の青春音楽映画『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』。
12月よりTOHOシネマズ日比谷・渋谷シネクイントほか全国劇場公開予定の本作の特報映像とポスタービジュアルが本日解禁となった。

80年代、デンバーのラジオ局で、実際にザ・スミスのファンがDJに銃を突きつけてザ・スミスの曲だけを流すよう要求する事件があったことは長年語り継がれており、本作はその事件に着想を得て制作されている。
この度解禁された特報映像は、ラジオ局ジャックの様子をDJがリアルタイムで放送しているシーンから始まる。
パーティーに出かけ、友達と騒いでいても、内心では将来への不安で押しつぶされそうになる若者たちのやるせない姿や「彼らの曲が僕らを救済する」とラジオをジャックした若者の姿から、ザ・スミスが当時の若者たちの代弁者となり心の拠り所となっていたという、本作の核となる要素が描かれている。

ポスタービジュアルでは「あの夜を、永遠に忘れない――」のコピーとともに、ザ・スミス関連のものに溢れたレコードショップの中で解散を伝える新聞を手にする、のちにラジオ局をジャックするディーンや、それぞれ思いつめたような表情をする若者たち、ラジオ局DJ役のジョー・マンガニエロの姿が描かれている。

当時の若者たちに絶大な人気を誇っていたザ・スミスの突然の解散の日に彼らは何を想い夜を過ごしたのか?
その一夜を描く青春群像劇に期待が高まる。

『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』

<ストーリー>
コロラド州、デンバー。スーパーで働くクレオは、大好きなザ・スミス解散のニュースが流れても普段と変わらない日常に傷つき、レコードショップの店員ディーンに「この町の連中に一大事だと分からせたい」と訴える。ディーンはクレオをデートに誘うが、友達が軍隊に入るので仲間と集まるからとクレオは出かけていく。1人になったディーンは、地元のヘビメタ専門のラジオ局に行ってザ・スミスの曲をかけろとDJに銃を突きつけた。同じ頃、クレオ、ビリー、シーラ、パトリックの仲良し4人組は、パーティーでバカ騒ぎをしながらも、自分自身や将来について思い悩んでいたー。

監督・脚本:スティーヴン・キジャック『WE ARE X』、『JACO[ジャコ]』
出演:ヘレナ・ハワード、エラー・コルトレーン、エレナ・カンプーリス、 ニック・クラウス、ジェームズ・ブルーア、ジョー・マンガニエロ
配給:パルコ
公式サイト:sotw-movie.com

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