どうも、ゲル山ゲル子です!
今年はホラー映画が豊作でどれも目移りしますね!
この夏だけで言うと、皆大好きキャビンフィーバー2のタイ・ウェスト監督の『X エックス』や、その余りにショッキングな内容で話題になった『哭悲(こくひ)/THE SADNESS』に、新作では無いけど負けないぐらいショッキングな内容の『セルビアンフィルム』…
他にも『女神の継承』をはじめ、例年以上にホラー映画が強い年になっているから劇場に行く回数が増えそう。
ところで皆さんは今年の2月に公開された『真・事故物件 本当に怖い住民たち』を観ましたか?


ハッキリ言って、近年の邦画ホラーの中でもトップクラスに野心的な作品だと思った。
停滞と衰退を繰り返している所謂『Jホラー』リングで一歩を踏み出したものの、結局そこから20年間大きな進歩も無ければ焼き直しを繰り返すばかり。
これは決してホラークリエイター達が悪いわけではないと思ってて、今の邦画界の問題点の一つである視聴側と配給側が変化を受け入れにくい土壌にあると思ってる。進歩をしていたとしても、それを試す場が無いのならクリエイターに罪は無い。
しかし、今作は違う!
トカナ映像部(現エクストリーム)がこの企画を通したのも凄いけど…邦画ホラーでは今まで薄かったゴア映画を真正面からやろう!それもJホラーの要素やオマージュを孕みながらも、崩壊しないギリギリのバランスラインを落ちないように突っ走っている。
オマージュはあっても悪ふざけはしない、作品に落とし込もうとしている真摯な姿勢には佐々木勝己監督のホラー愛を強く感じた。
佐々木勝己監督は決して真事故物件のヒットだけではない。2020年公開の『星に願いを』も素晴らしい作品で、時系列を含む様々なピースがバラバラに設置されている為に難解な部分も存在するが、これまた佐々木勝己監督の持つ絶妙なバランス感覚で必見の映画になっている。
監督本人は「デモンズ95のつもりで作った」と言っていたが、個人的には『クリーチャーズ 異次元からの侵略者』にどこか似ていると感じた。
どこが、とか全く説明できないけど、両作品観れば「あ~わかるかも」となってくれるはず。佐々木監督自身も「なんか分かる」と言ってた。
そんな佐々木勝己監督の『真事故物件の続編公開決定』という嬉しいニュースが!
き…
聞きたい!
気づくと佐々木勝己監督に是非2の話を伺いたいと思って夜の街を走り出していた。
恐らくいるはずだ…
映画監督は十中八九新宿で意識がつぶれるまで飲んでいる。あのクエンティン・タランティーノだってゴールデン街で飲んでいるんだから佐々木勝己監督もその例外ではない。






居ました。
ゴールデン街から外れた路上で缶ビールを飲んでいた人物。
この方こそまさしく日本ゴア映画界を背負っている佐々木勝己監督その人である。
インタビューを試みたものの「血が出る映画が好きだよ」「映画論・・・わかんない・・・」と曖昧なので最後に「今後のホラー映画について」を聞いた
佐々木勝己監督に聞く今後の邦画ホラー界
佐々木勝己監督、ありがとうございました!
【真・事故物件、劇伴作家へのインタビュー記事】
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