『処刑山』シリーズ紹介/処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ

処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビの国内盤Blu-rayが2020年7月3日に発売決定しました!

なんだそのふざけたタイトル!と思った方向けに、今回は処刑山(デッド・スノウ)シリーズについてご紹介いたします。

処刑山 -デッド・スノウ-

あらすじ

8人の医学生が休暇を利用して雪山を訪れる。そこは、かつてナチスの兵団が略奪を繰り拡げた後に全滅したといういわくつきの土地だった。山小屋に寝泊まりした医学生たちは偶然ナチスの財宝を発見し、横領しようとする。するとそのとき、冷凍されていたナチ兵たち突如ゾンビとして復活し、学生たちを襲い始める。ナチゾンビたちは数名を食い殺すが、何とか生き延びた者たちも負けじと斧やマシンガンで武装して友人の弔いのために反撃を開始する。


処刑山(原題:Dead Snow)は2009年に公開されたノルウェーのゾンビ映画で、今回新たに発売するのがその続編になります。
続編『Dead Snow:Red vs. Dead』はノルウェーでは2014年に公開されていたものの、日本では長らく未公開で、2020年「未体験ゾーンの映画たち2020」によって6年越しに劇場公開され、この度Blu-rayが発売したという経緯があります。
日本の処刑山ファンは続編の公開を心待ちにしながらも、アホ映画なので言葉が分からなくてもだいたい内容が分かるため海外盤を買って観ていた方も少なくなかったですが、国内盤でよりしっかり観られるのは嬉しいですね。正直、国内盤出ると思ってなかったです。

一作目は、冷凍されていたナチス兵が突如ゾンビとして復活し、雪山に遊びに来た学生たちを襲うといった内容で、ゴア描写多めなもののシュールな笑いが多いゾンビコメディ作品でした。
その一作目の主人公がゾンビアームを身につけ、再度ナチゾンビ軍団と戦うのが2作目です。
予告を観るといかにバカゾンビ映画かが分かると思いますが、R15+のゴア描写も強烈なので苦手な方はご注意

監督はトミー・ウィルコラで、この人はキルブルと言う『キルビル』最低なパロディ映画でデビューしており、処刑山は二作品目の監督作品です。

監督三作品目に『ヘンゼル & グレーテル』(日本では劇場公開なし)の監督に就任し、その際のアクション監督の経験や、処刑山よりも予算が増えたことにより『ナチゾンビVSソビエトゾンビ』はより派手な演出が目立ちます。

雪山が舞台の『処刑山』何と言っても印象的なのは日本でのキャッチコピー

「海に行けばよかった」

それはそうなんだけど…こんなに頭の悪いキャッチコピー初めて見ました。

ただ、インディペンデント映画を対象としている権威ある映画祭「サンダンス映画祭に」ノルウェーのホラー映画として出品された最初の作品であり、アメリカの音楽雑誌「ローリングストーン誌」によって、史上最高のゾンビ映画のうちのひとつに挙げられている作品でもある『処刑山』はファンも多く、独特の雰囲気にハマる人はハマる映画でもあります。

ゴリゴリのゴア描写で人体は容赦無く破壊され、人もゾンビもやたらとが出ます。
それに、手製の火炎瓶でゾンビを迎撃しようとするものの室内で炎上させてしまい、自分たちが立てこもる小屋を全焼させてしまうなど気の抜けるようなキャラクターの間抜けな行動も目立つコメディー感。
ゾンビと戦う若者達の中に「映画オタク」がおり、そのキャラクターが序盤で『死霊のはらわた』を話題に話すシーンがあります。
ゾンビ系のホラーコメディとして外せない『死霊のはらわた』ですが、本作も影響を受けている部分が少なからず見受けられます。
はらわたフォロワー感を感じさせるスプラッターでありながら独特なオフビート感も存在する、珍しい、ノルウェー産ゾンビ映画の『処刑山』
強烈なゴアと脱力系シュールコメディーが生み出す独特なノルディックホラーをぜひお楽しみください!

(C)2009 MIHO FILM

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