どうも、ゲル山ゲル子です。
皆は配信サブスクサイトどれ使ってますか?
Amazon利用のおまけ的に使えるAmazonプライム・ビデオ、なんかオタク的に強いコンテンツやオリジナル作品の多いNetflix、マーベル作品やスターウォーズも観れるディズニー+…
ゲル子はその3つにHuluとU-NEXTを合わせた5つを使っています!
あっ!先に言っておきますが、よくある「比べてみました!〇〇がおすすめです」という形で各サブスクの広告誘導記事じゃないので安心してください。
あれ最悪ですよね。
大体の人がアマプラは入ってて、あと1つぐらい自分に合ってるのを入ってるみたいな人が多いんじゃないですか?実際アマプラも作品数そこそこあって話題作が入ったりするようになったりしているので2つもあれば大体カバー出来るんですよね。
だからこそよく聞かれたりするのが、「(アマプラに合わせるのは)どのサービスがいいの?」
これはまず大きい枝別れがあると思ってて、それが
『他人と共感をしたい人』『別に共感を(強くは)求めてない人』
この場合は前者はNetflixかディズニー+になる。理由はコスパの良さ、オリジナル作品がバズりやすいNetflixとMCU、SWが独占に近い形で入ってるディズニー+。
じゃあこの2つがサブスクとして2強なのか?
否!!!!!
勿論共感をしたいという人にとってはそうかもしれないけど、実はNetflixは昔ほど「アニメの独占配信」や「オタクの好きそうな映画」が他社より優れているわけじゃなくなった。
逆にディズニー+は独自性が強すぎて、アニメ以外の作品は範囲が狭めだしMCU等を映画館で追わずに観たい場合以外は強いかなぁ?と結構懐疑的(でも作品数自体は今爆発的に増えてるよ)
なので、冷静に第三者目線で見た場合作品での優劣はかなり少なくなってる。
逆を言えばよっぽどこだわりがない限りはどこを選んでも大差はない!…はず!
だからこそ今回のタイトルのこれ!
作品の質で差が出ないなら、もうUI的に見て最強のサブスクが最強なんじゃない!?
(※実際は作品数とか、コスパがあるけど今回は無視します)
今回はゲル子の入ってる5つのサブスクのUIのここが良い、ここが悪いを独断と偏見で紹介していきます。あとUIというものに関してちゃんとすると結構紛らわしいので、この記事内では「使ってて便利、不便な部分」ぐらいの用語として語らせてください。
Amazonプライムビデオ
多分一番人口の多いアマプラなんですが、UI面で言えば今回紹介する中では個人的には最低。
まずその検索性の悪さというか、悪さ以前の問題が沢山あって…
これは「水星の魔女を観ようかな~」と「ガンダム」で検索した1ページ目なんですけど、項目をprimevideoに変更してるにも拘らず1つ目の商品からガンダムの漫画が入り込んでくる…。
ガンダムっていう広い単語で検索してるってのもあるんだけど、それにしてもこの項目選択が全然仕事をしない!
例えば、ガンダムで検索して水星の魔女が1ページ内に出ないっていうのならそれはしょうがないと思うんだけど「水星の魔女面白いし他のガンダム作品を観てみよう」と言う時にはこういう配信作品以外の関連商品がノイズになってくる。
更に、2ページ目で既にガンダム以外の作品が割り込んできているのでガンダムの全作品が検索で確認するには10ページほどかかりました。他のサブスクも割り込む場合があるんだけど、それにしても割り込み率が異常に多くてガンダム以外もこうなりがち。
異様に多い表記間違いやジャンル分けの謎さ
とにかく間違いが多い!
その内の一つがジャンル分けで、日本映画のタブが既にカオスになっていて「ヘルウィン」「醒拳」「デス・オブ・ミー」と日本映画より洋画の方が画面占有率が多い有様。ジャンル分けの間違いって言ったら、これ実際はホラーじゃないのに…ぐらいかと思いきやこちらもジャンル以前の問題。
ちなみにこの記事を書いてる時点では、やたらと昔のジャッキー映画が日本映画に分類されている。まさかジャッキーを日本人だと思い込んでるのか?
アマプラの間違いは留まる事を知らず、作品ページの監督や俳優の名前をクリックすると飛ぶページ。これもほぼ全部デタラメ!
この検索機能は合ってる事がほぼ無いぐらい適当で、巨大な蟹の上で座禅をすることで有名な「ビッグ・クラブ・パニック」のブレット・パイパー監督から飛んだ先にあるのは「デビルシャーク」「ウィッチサマー」なんだけど、この2作には全く関わっていません。しかも、なんか知らない人が見たら撮ってそうなラインなのがただ間違うより数段たちが悪い。
ガタガタの中で光る超良い点
ここまでズタボロにしてきたけど、アマプラにしかなくて他のサブスクに無い良い点がある。
それは…
「おすすめ映画の欄が2段になっている」
これ、凄いありがたい。
おすすめ映画欄自体はなんとなく映画が観たいけど何を観るかまだ決まっていない時の指針として使うんだけど、2段になっているおかげで一度に沢山の作品が探せて、しかも自分の視聴した作品をベースにしてるのでヒット率も相当高い。
正直これは全部のサブスクに実装して欲しいぐらいで、トップページ部分だけで言えばアマプラは優勝でも良い(細かく見ると最低だけど)
という事で点数は…
「検索性が飛びぬけてヤバすぎる」「情報の間違いが多すぎる」という最低の部分があるものの、トップページはそこまで悪くないかも…と思えてしまったので40点。
それでも、記事内には無いダメな部分もあってトップページのおすすめ欄が2段なことに魅力を感じなければ15点ぐらい。
Netflix
ちょくちょくオリジナル作品で話題になる配信サブスクですが、少なくとも自分が「カンフーパンダ3」観たさに契約してから6年経過していますが、その頃からUIに大きな変更はありません。
それだけ完成度に自信があるのか…とりあえず比較のために検索性を見ていきましょう。
流石にアマプラのように商品が入ってくる事もなく、Netflixに入っているガンダム作品が全部先頭に表示されてます!素晴らしい!
ですが、このページでもいまいちな部分がいくつか見えていて、ガンダム以外の作品もナチュラルに入り込んでいるという点。これがスクロール可能な部分全てに入り込んでいるのが地味に要らない機能というか、後述する機能と合わさってより微妙になってしまう。
画面の上段部分「次に関連する作品を探す」という項目。ここに表示される作品はNetflixに入っていない場合も多く、ガンダムみたいにシリーズならまぁ分かるんだけど映画単体で検索をかけたときに表示されるタイトルが「キャストや監督の関連作品かな?」と思わせてそんな事が全くない。
前述した「関連無い作品をスクロール可能な所まで全部埋める」という機能のせいで、関連作とそれ以外が混ざっちゃってどこまでが本当に関連しているのかよくわからない。色々勿体ない…。
自分の興味にフィットしにくいトップページ
Netflixの良いところであり悪いところでもあるのですが、観てる側のパーソナルな部分に全然寄り添わない。ガンガン「うちで人気なのはこれだよ!」という作品をおすすめしてくる。
まるでアメ横の魚屋さんだ。
これの問題点って、同じような作品ばかりがずーっとおすすめされてくるので目新しさが逆になくなってくるんですよね。
事実、この数ヶ月はイカゲームを無限におすすめされる。
これはゲル子だけじゃなくて、Netflixを利用してる友達からも「自分の興味が沸かない作品ばかり出てきて最近あんまり観てないんだよね」っていう話を聞いたので少なからずこの世には2人いる。
自宅作業してる漫画家やイラストレーターからすると、配信サイトはありがたい存在であって新しいインプットも兼ねてる人が一定数いるので新しい作品は観たい。でも、自分のインプットしたい(興味のある作品等)ものがパッと出てこないというのは結構痛いのかも。
新しくて話題の作品をインプット出来るのでその辺は一長一短。数を観る人にとっては少しむず痒い感じだから検索性含めて…惜しいなぁ~~~~~~~!!!
じんわり便利かつ気持ちのいい配置
NetflixのUIでダメな部分も細かい所だけど、優れているのも細かい所ばかりで「ちょっといいな」というのがいくつかある。
その中で個人的に気に入ってるのはサムネをクリックすると出てくるこの縦長の情報ページ。
劇中のシーンからの切り抜きが音声付きで流れてくれるおかげで、どういう雰囲気からどういう作品か分かりやすい。あらすじ、エピソード数、キャスト、ジャンルにそれ以外の情報もパッと見で収まっていて、尚且つ見やすい配置になっているのは最高!
このページをスクロールすると他の関連作品や、独占配信作品なら予告なんかも配置してあって必要な情報が気持ちよく配置してある。
この気持ちよさは実際に使ってみないとわかんないかも。
ということでNetflixの評価は
全体的に平均値よりちょっといい部分もあれば、少し使い勝手の悪い部分もあるって感じなので平均の50より上の65点!
飛びぬけてはいないけど、無難な形。あとは今回は特別触れなかったNetflixアルアル「視聴終盤に始まる別作品誘導」「OPスキップのタブ」を消せる機能があれば80点ぐらいなんですよね。
オリジナル作品をはじめ、Netflixの我の強さがUI全体にも出てていて個人的には面白い結果。
次のページからはメジャーではなくなってきた『Hulu』をはじめ、気になってる人も多い『ディズニー+』に『U-NEXT』ですよ!
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