ややっ!! なんだあれは!! 熊本の山中に奇怪な生き物!!
ウワーッッッ!! 顔になんか奇怪な生き物が!!
ウワーーーッッッッッ!! キツイキツイ!!
〜数時間後〜
やっと外れた……なんだったんだこれは。熊本県は自然が豊かだからな、こういう未知の生き物もいるのかもしれないな。それにしてもお腹すいたな、これ食えるかな。
〜数時間後〜
グエーーーーーッッッッッ!!!! 経験したことがない強烈な痛み!!!!
オビャーーーー!!!!
アビャビャビャーー!!!!!
アビャビャーーー!!!!
ビャー!!!!
…………。
今日も『エイリアン、熊本に現る』ごっこ楽しかったな。エイリアンシリーズ、次は熊本が舞台でどうですか。熊本城がエイリアンの巣になって天守閣にクイーンが居座ってたり、くまモンに寄生していたチェストバスターが成長して凶暴なくまモリアンとして人々を襲ったりするんですけど。
さあさあこの記事の面白い部分は終わりだ。以降は大変地味な写真が続くぞ。
さて、見ての通り俺はエイリアンのフェイスハガーとチェストバスターのでっかいソフビフィギュアを持っている。1/1スケールでかなり気に入っている。
気に入っているからこんな感じで遊びまくってるのと、管理が杜撰なのとで、まあまあ汚れてきた。元々が中古品というのもあるけど。
なんだかわからない汚れがちらほらある。病気みたいだ。
これはこれでおどろおどろしい気もするが、美しくはない。ない方がいい。
見れば見るほど気になってきたな。なんの汚れなんだこれは。
チェストバスターも。なんか頬にわんぱく小学生みたいな汚れがある。
……よし、ここは一つエイリアン洗いといこうじゃねえの。どうせ寄生されるなら綺麗なフェイスハガーに寄生されたいし、綺麗なチェストバスターを産みたい。
ネットで調べたところ、ソフビのお手入れにはこの辺のアイテムがいいと出てきた。
メラミンスポンジとシンナーだ。「シンナーってこういうの溶かすんじゃないっけ」と思って調べたが、ソフビは大丈夫らしい。でも真似する時は自己責任でやってね。
とりあえずシンナーでやってみる。綿棒につけて汚れをピンポイントで拭う作戦だ。
まずは試しに塗装のない部分からやってみよう。シンナーで塗装が落ちたら嫌だからな。
おー、面白いように落ちるな。なんの汚れだったのかわからないけど。一応怖いので、汚れを落としたらすぐに余分なシンナーは拭うようにする。
ゴシゴシ……ゴシゴシ……こうしてじっくり見るとフェイスハガーの足って思いっきり人間の指を伸ばしたデザインなんだな。
塗装がない部分は良い。かなり順調だ。もっと苦労するかと思っていた。
問題は塗装されている部分だ。シンナーで拭ったら絶対塗装も落ちるよな……。もう一つのあれを使ってみるか。
こいつの出番だ。これでうっすらと汚れだけを削っていく作戦でいこう。そんな器用なことができるのかはわからないが。
水をつけて、慎重にこする。
…………話がちがう。全然落ちないな。思い切って結構力を入れても全然落ちない。
塗装どころか汚れも無傷だ。汚れとの相性が悪いのかもしれない。
シンナーでできる限り慎重にやるしかねえ。ちまちまピンポイントで汚れをつついていくしかないぜ。この際多少の塗装ハゲは気にしないものとしよう。最悪自分で塗ればいい。
ゴシゴシ……ゴシゴシ……
意外とシンナーでいけるな……慎重にやれば塗装も案外無事に済むな。ここに刻印があったの初めて気がついた。
裏面はいつ見てもすごいデザインで感心しちゃうな。ピンクの部分はめちゃめちゃ慎重にやらないと剥げそうだ。でもこの辺は真っピンクだし、自分で塗装し直すのもそんなに難しくなさそう。
かなり綺麗になってきた。エイリアンエッグから生まれたてのごとし。
誰の顔面に張り付いても恥ずかしくない、美しいフェイスハガーだ。
謎の斑点が酷かった尻尾もすっかり綺麗になった。露骨に色が変わっている部分は失敗したのではなく、元からこうだった。塗装部分を真似て塗ってもいいかもしれない。
チェストバスターのわんぱく小学生みたいな頬の汚れもなんとかしよう。
ゲーーーーーー思いっきり剥げた。
手持ちの塗料でちょっとお化粧したらいい感じになったのでよしとする。ちょっと可愛すぎるかもしれない。まあ自分から生まれるものだからな、可愛くて良い。
すっかり綺麗になったな。綺麗ででっかいエイリアンのソフビがあると最高だ。みんなも買った方がいい。生活を豊かにしよう。
ただしでっかいからこそ飾るのがまあまあ難しく、見てもらった通り、適当においているといつの間にか変な汚れがしこたまついている。でもこの記事を読んだみんなならもう怖くないよな!
でっかいソフビが杜撰な管理で汚れてもうろたえずに、勇気を出して掃除してみよう!
シンナーの使用は自己責任で頼むぜ!
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