こんにちは、ムービーナーズです。
週末に自宅で気軽に楽しめるような映画を紹介します。
本日紹介するのはこちら!
「フレディVSジェイソン」
製作年:2003年
上映時間:98分
ジャンル:ホラー
監督:ロニー・ユー
本作は、「エルム街の悪夢」シリーズのフレディ・クルーガーと「13日の金曜日」シリーズのジェイソン・ボーヒーズが共演するクロスオーバー作品です。公開時点(2003年)で「エルム街の悪夢」シリーズは7作、「13日の金曜日」シリーズは10作存在し、そのクロスオーバー作品のため敷居が高そうに感じますが、本編中でそれぞれのキャラクター性や設定を登場人物が突き止めていくような流れになるため、それぞれ未視聴でも全く問題なく視聴可能(逆に入門に推奨できるくらい)です。
ちなみにフレディはだいたいこういうやつで
ジェイソンはだいたいこういうやつです
ストーリーは自分の力が弱まったフレディがジェイソンを利用して復活を図るものの、ジェイソンが張り切りすぎてしまって、それを止めるような形で闘いが勃発します。
設定上、フレディは「夢」の中に現れて不思議なパワーで戦うタイプの化け物で、一方ジェイソンは鉈や斧で戦う武闘派です。夢の中ではやりたい放題の不死身のフレディ相手に、戦う土俵が違うジェイソンは戦いようがなくボコボコにされるのですが、途中からは「バケモンにはバケモンをぶつけんだよ」スタイルで、人間側がフレディの凶行から生き延びるためにフレディVSジェイソンの土俵をお膳立てします。
そこから始まる本当の闘いをお楽しみください!2戦目のジェイソン登場シーンがめちゃくちゃ格好良い!
「エルム街の悪夢」シリーズは長く続いているシリーズのため、フレディの性格に作品毎に変化が見られ、1作目では純粋にサイコで怖いキャラクターでしたが、次第に軽口を叩くコミカルなキャラクターに変化しました。シリーズ7作目「エルム街の悪夢 ザ・リアルナイトメア」では「エルム街の悪夢」という映画が存在する現実の世界が舞台となっており(ムカデ人間2と同様の設定ですね)、そこでは1作目が舞台装置として機能しているため、残忍で「怖い」フレディ像が再び採用されましたが、シリーズ8作目に当たる本作では、2~6作目で育っていった残忍だがコミカルなイメージのキャラクターとして登場するため、映画全体の雰囲気も怖いホラー作品というよりも、スプラッター描写のあるコミカルなバトル物といったテイストに仕上がっています。
Amazonプライムビデオでの無料配信は終了してしまいましたが、NETFLIXにて4月30日より配信が開始したため、この機会にぜひご覧ください!
NETFLIXでは「エルム街の悪夢」「13日の金曜日」それぞれのリメイク作が現在配信中のため本作を入り口に、それぞれの作品も併せてお楽しみいただければ幸いです。
※2020年5月9日現在の配信ラインナップに基づいております。
- 祓除に続く自己批判性『飯沼一家に謝罪します』
- 超バニアバトル バニバト! 13話
- 大人たちの優しさと政治に舌を巻き、自分が忍たまだったことを振り返る良作『忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』
- ナースのキクミカワさん 3話
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- ぢごくもよう 第三十六話『雪鹿』
- ハンターハンターにおける幻影旅団の理想としての恋のエチュード (サイキンオセン) 関連
- ホイホ・ホイホイホ/ほしつ 9話
- ドロー!オレは初代しか知らない状態で『遊☆戯☆王』のクロスオーバー映画を観るぜ!!ドン☆
- サキュバスのメロメロ 19話/マー
フレディが人々の夢に侵入し殺戮を繰り返した惨劇からすでに10年。現在、エルム街にあるフレディの古い屋敷に住む家族は、フレディの復活を怖れて夢を見ないよう細心の注意をしていた。もう若者たちの中にフレディの存在を知る者はほとんどいなかった。こんな状況はフレディにとってとても耐えられるものではない。そんな時、フレディはもう一人の殺人鬼ジェイソンの存在を知る。彼を利用することで再び地獄から這い出てエルム街に恐怖をもたらすことができると思いついたフレディは、さっそくジェイソンの夢に忍び込むのだったが…