これまでスターウォーズのVRゲームを2作紹介してきた。
「ベイダー卿の夢女子が作ったのか」と言いたくなるようなベイダー夢ゲー( https://m-nerds.com/vader-immortal )
ひたすらスターウォーズのピンボールやるゲーム( https://m-nerds.com/swvr_pinball )
どちらも超おすすめだが、今回紹介する『Star Wars: Tales from the Galaxy’s Edge』も超良い。おすすめしてきた中で一番良いかも。本記事ではネタバレをするぞ!! バリバリするぞ!!


タイトルでピンとくる人もいるかもしれないが、アメリカのディズニーランドにあるスターウォーズのエリア、「ギャラクシーズエッジ」と世界観を共有している。らしい。俺は行ったことがないので詳しくは知らないが、そうらしい。
とはいえ本作はテーマパーク体験VRというわけではない。しっかりスターウォーズの世界を体験できるVRゲームになっている。これがもう、めちゃめちゃいい。


本作の主人公はドロイド技術者。渋いぜ。このいかにもスターウォーズのドロイド技術者がつけてそうなゴーグルを装着するところからゲームが始まる。


ドロイド技術者の俺はドロイドのパーツ輸送船で依頼された貨物を運ぶ仕事をしているようだ。そう言われればそうだった気がする。スターウォーズの世界の貨物船は大抵ろくな目に合わない。


船内は死体置き場みたいにドロイドのパーツが乱雑に置かれていて興奮する。


あー!!!! パワードロイドだ!!!! 船内をパワードロイド君が闊歩している。パワードロイド好き。可愛いので。
言うまでもないがVRゲームなので「本当にここにパワードロイド君がいて目の前をテクテク歩いている」感がすごい。一度生で見たかったんだ。生じゃないけど。


技術者らしい遊びもいっぱいある。電動ドライバーみたいな便利ツールでパネルを開けて


ケーブルをバチバチやってドアを開けたりできる。スターウォーズというか、フィクション全般でよくあるあれだ。あれができる。


スターウォーズの世界は治安が終わっているので当然戦闘もある。ならずものが貨物を奪いにきたのでブラスターで応戦しよう。かなり楽しい。弾切れになったらそこらへんに放り投げて、代わりに敵が落としたブラスターを拾って撃ったりできる。ブラスターの種類も色々あって眺めているだけでも楽しい。


ドネタバレだが、この船は冒頭で破壊される。エピソード8のレイアならなんかフォース的なあれで助かるのかもしれないが、俺はただのドロイド技術者なので脱出ポッドで逃げるしかない。さようならパワードロイドたち。


その後、脱出直前に船から切り離した貨物が惑星バトゥーに落っこちているので回収にいくことになる。この可愛いおじさんは上司のムーボ。


さっき船を襲ってきた連中も引き続き貨物を狙っているので、探索中に戦闘になることがある。この戦闘がかなり楽しい。先ほどの船内の戦い同様ブラスターでチュンチュン撃ち合いもできるし、ドロイド技術者らしくリモートドロイドを従えて戦わせることもできる。
あれだ、エピソード4でルークが訓練に使ってた丸いやつ。本作ではリモートドロイドと呼ばれているのでそう呼ぶ。


リモートドロイドをモンスターボールみたいに放り投げると起動して、自分に追従しながら勝手に戦ってくれる。可愛い。


ドロイドを囮にして敵の目を逸らしたりできるのでかなり役に立つ。健気だ。


ダメージを受けたリモートドロイドは破壊さえされなければふわふわと帰ってくるので修理してやることができる。難しい操作はなく、電気をビリビリしていたら修理できる。それでも「俺がなおしている感」があって楽しい。修理したらまた放り投げて戦わせることができる。ドロイド技術者ならではのアクションで楽しい。あとドロイドが可愛い。リモートドロイドのことこんなに可愛いと思ったの初めて。


貨物を探していると、あのC-3POさんがいた。四肢がもげているのが一番似合うドロイドだぜ。


なんでこうなっているのかはさっぱりわからないが、グロいくらいメチャクチャなドロイドにC-3POさんの足がくっついていた。持って帰ってあげよう。


この手でC-3POさんを修理できるとは思ってなかった。ドロイド技術者やっててよかった。


もちろんC-3POさんがいるということはR2-D2さんもいる。可愛い〜。可愛いし本物サイズのR2-D2が目の前をスイ〜と動く姿はだいぶ感動する。とはいえバーチャルでしょと思っている貴方、VRゲームをやってくれ、やればわかる。


荒野を冒険するのも楽しいが、同じくらい各施設を眺めるのも楽しい。ここは工房。集めたガラクタを買い取ってもらったり、買い物したりできる。
そこら中にドロイドのパーツが山積みになっていて、頭上をドロイドのパーツがぐるぐる回っている。写真でしかみたことがないが、実際のディズニーランドのギャラクシーズエッジの雰囲気がかなり再現されているのだと思う。スターウォーズを再現したエリアを再現したVR。


酒場。目が6つあってめちゃめちゃおしゃべりなマスターがいて楽しい。


また、酒場のマスターが語る長話……という流れで他の人物の視点になることもある。


酒場のマスターが語る長話の登場人物、ジェダイのパダワンとしてライトセーバーを振り回すこともある。ドロイド技術者も楽しいけどやっぱりライトセーバーは興奮する。


物語の中でなんとヨーダにも会える。ちっちぇえ〜〜〜〜


なんとヨーダと共闘できる。フォースでなんか、悪いものを封じ込めようとしている。なんで酒場の親父がこんな話を知ってるんだ。


他にもこのゲームはとにかくあちこちにスターウォーズの世界っぽさが散りばめられている。あの遊びにくそうなカードとか。
ゲーミングPCがなくてもMetaQuest2、MetaQuest3単体で遊べるからぜひ遊んでみてほしい。スターウォーズのファンゲームとしてだけでなく、VRアクションゲームとしてかなりよくできている。君もドロイドを修理してぶん投げよう!!
OCULUS:https://www.oculus.com/star-wars-tales-from-the-galaxys-edge/?locale=ja_JP
PSstore:https://www.playstation.com/ja-jp/games/star-wars-tales-from-the-galaxys-edge-enhanced-edition/