ゲームでプレデターごっこ、Predator Hunting Groundsやろう。

 おい君達!! PS4とPCで遊べるPredator Hunting Groundsをやっているかい!? やっているならよし。超楽しいよなあれ。完璧な「プレデターごっこ」だよな。まあ時々マッチングがアレだったりするけど。
 まだやってない人たちのためにこのゲームがいかに完璧なプレデターごっこゲームかを紹介したいと思う。

 タイトル通り映画プレデターシリーズを原作としたゲームで、中でもシリーズ1作目のシュワちゃんと宇宙人がジャングルで血みどろの戦いを繰り広げる名作『プレデター』(1987)の要素がかなり強いゲームだ。見てない人はまず見てからこの記事きてくれ。

 システムはDead by Daylightなどでお馴染みの非対称対戦ゲームで、プレイヤーは4人の特殊部隊「ファイアチーム」と1人の「プレデター」に分かれて闘う。そしてこの対戦システムがかなりしっかり「プレデターごっこ」になっている。(以下、画像はゲーム本編のスクリーンショット)

 ファイアチームは1作目プレデターよろしくヘリでジャングルに送られる。すでにプレデターポイント100はある。(プレデターポイント:映画『プレデター』っぽさを表す数値)

 ファイアチームの目的は「ジャングルでなんか悪いことをしてるゲリラをやっつけて無事に脱出すること」だ。プレデターポイントさらに100

 ミッションは毎回ランダムで変わる。NPCのゲリラを倒しつつ協力してミッションをこなしていく。これだけなら難易度は大したことないPVEのFPSみたいなものだが、このゲームはプレデターごっこだ。もう一人のプレイヤーがプレデターとして襲ってくる。これが慣れないうちはかなり怖い。

 光学迷彩で身を隠したプレデターが木の上を走り回って近づいてくる恐怖。はっきりとした居場所はよくわからないが確かに近くにいる音がする。はじめたての頃は恐怖のあまり闇雲に木々に銃を撃ちまくったりしてしまうだろう。1000プレデターポイントはある。
 そして木の上にボヤ~~~っと空気が歪んでいる空間を見てしまった時に「いたぞおおおおおお!」と叫びながら撃ちまくってしまう。これは誰もがやってしまうだろう。2000プレデターポイント。

 さらにプレデターごっこをするなら絶対にやりたいこと、全身に泥を塗ってプレデターから身を隠すこともできる。2000プレデターポイント。

 獲得できるトロフィーも映画のセリフに因んだものが多くて嬉しい。500プレデターポイント。

 ファイアチームはミッションをこなして脱出する他にもプレデターを倒してもクリアとなる。慣れてくればわりと勝てる。プレデターと1対1になってしまうと勝ち目はないが、多対1なら十分勝ち目はある。勝率は体感でどっこいどっこい程度になっている気がする(個人の感想)。

 Dead by Daylightや13日の金曜日などのゲームに慣れていると「この手のゲームでこんなに1人の側を殺せていいの!?」と思ってしまうかもしれないが、プレデターシリーズで最終的にプレデター完全勝利だった作品無いし、結構いい塩梅なんじゃないかと思う。このゲームバランスはプレデターポイント200くらいある。

 さて一方のプレデター側だ。プレデターごっこの主役と言ってもいい。熊本県の小学生がなりたい宇宙人No.1(ナ月調べ)。ファイアチームも楽しいがこちらもかなり楽しい。まあ、プレデターのゲームやるんならプレデター使いたいよな。人気すぎてマッチングの時間がファイアチームより露骨に長い。
 プレデターの目的はシンプル、ファイアチームを全員殺して背骨ごと頭蓋骨を引っこ抜くことだ。

 プレデター側はもうかなりプレデターで、我々がイメージするプレデターっぽいことが大体できる。スクリーンショットは木々の上を飛び交って獲物に忍び寄るプレデターだ。10000プレデターポイント。

 もちろんあの映画でお馴染みの何故か3点あるレーザーポインターで狙ってプラズマキャノンも撃てる。5000プレデターポイント。

 意外と目立つ光学迷彩で隠れながら忍び寄ることも当然できる。5000プレデターポイント。(意外と目立つので結構すぐ見つかる)

 とどめを刺す時に片手ネックハンギングもできる。めちゃめちゃプレデターっぽい仕草だ。10000プレデターポイント。

 まあまあダメージを受けると蛍光グリーンの血を出しながら逃げることになる。めちゃめちゃ目立つので早く治療したい。原作を再現しつつゲーム的な面白さにも繋げてて感心した。あと腰を見てみるとさっき殺したやつから引っこ抜いた骨を飾っているのが見えると思う。オシャレだ。

 プレデターといえばサーモグラフィ視界だろうがという声にも答えてサーモグラフィ視界にも切り替えができる。聞こえる音も映画でのプレデター視点時っぽくなってかなり興奮する。もちろん敵を探す時にかなり実用的だ。5000プレデターポイント。

 プレデターごっこやるなら一番何をやりたいか考えたことはあるだろうか。きっとあれだろう。草葉の影に隠れて雄叫びをあげながらのセルフ治療だろう。できる。このゲームではそれができるのだ。10000プレデターポイントだ。

 そしてなんと言ってもこれだ。ファイアチームに倒された時、自爆できる。素晴らしいプレデター仕草だ。このゲームのプレデターは少し油断したり人間を舐めてかかったりすると結構あっさり倒されてしまうのだが(原作通りだからプレデター ポイント1億)、自爆がうまく決まれば全員巻き込んで吹き飛ばすこともできる(阻止されることもある)。自爆するときの高笑いが映画同様最高なので狙っていきたい。

 プレデターはオシャレな宇宙人。本ゲームでも見た目をいろいろカスタムできるのが楽しい。武器も最初は少ないが、プレイしているうちに映画に出てきたあれやこれやだいたい使えるようになる。かなり自由に「俺がなりたいプレデター」になれる。もちろん同様にファイアチーム側も色々カスタムできるぞ。

 ではプレデターポイント(映画『プレデター』っぽさを表す数値)の合計を見てみよう。なんと1億5万900プレデターポイントだ。素晴らしい「プレデターごっこ」ができることがわかっていただけたと思う。
 プレデター側だとマッチングがやたら長かったりまだちょいちょいバグがあったりはするが、その辺を差し引いても十分に映画『プレデター』気分が味わえるだろう。

 ぜひPredator Hunting Groundsでプレデターごっこを遊んでみてほしい。人間の頭蓋骨を背骨ごと引っこ抜くのは楽しいぞ!!

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