食事中の鑑賞はオススメしない!『マウス・タウン ロディとリタの大冒険』しょっぱなから主人公がトイレに流されちゃって超大変

『マウス・タウン ロディとリタの大冒険』~汚いウォレスとグルミッド~

現在(2020年9月13日現在)NetflixやU-NEXTで配信中の、「マウス・タウン ロディとリタの大冒険」
日本では劇場未公開だったので、知名度は低いです。
ぱっと見した感じだと昔懐かし『ウォレスとグルミッド』っぽいクレイアニメっぽいタッチのCGアニメーションなのかなぁと思って観始めると思うんですが、想像以上に舞台設定が汚い!筆者は食事中に観ていたので食欲が若干削がれた覚えがあります。
舞台が下水道に広がるネズミの都市なんですよね。そしてそこへたどり着くためにはトイレに流されなきゃいけない。
……理由がなんとなくお分かりいただけたでしょうか?

主人公はお金持ちの家族に飼われている気取ったネズミのロディ。
ある日、飼い主がバカンスに出かけたため、バカンスの間飼い主の大豪邸を思うがままにエンジョイしていました。
ロディのバカンス中に下品で汚らしい太ったネズミが水道菅の中から現れます。
彼はロディを召使にし、家を荒らし始めたため、ロディはそのネズミをトイレに突き落として流すことで家から追い払おうと目論むのです。
しかし、その計画を勘づかれた挙句、ロディ自身がトイレに流されてしまう羽目となります。

その下水に流されている過程の描写が「これ子供向けだよね?」ってなるくらい汚さでギリギリを攻めていて、ちょっと心配になってしまいました。大丈夫なんだろうか……。

そして下水を流されて、蛆虫に囲まれてたどり着いた先がたくさんの他のネズミが暮らす大都会「マウス・タウン」。
一匹で大豪邸で過ごしていてばかりだったロディは人生で初めて他のネズミと触れ合うこととなります。
でも彼のやることなすことが全てうまくいかず、なかなか帰れません。
その中で地上の世界に戻るために、たくさんいる家族を養わなくてはならないリタと手を組んで行動しているうちに、ロディは家族や友達がいることの大切さに気づき、始めは険悪な仲だったリタに惹かれていくのです。
そんな時ひょんなことでカエルの大富豪がネズミを抹殺しようとしている計画を知り、ロディとリタは協力して大奮闘します。

©2006 DreamWorks Animation SKG, Inc.

元々の映画のタイトルは「Flushed Away」で、「トイレなどを水でさっと洗い流す」という意味を含んでいるのですが、邦題で「マウス・タウン ロディとリタの大冒険」なんてタイトルにしちゃったもんだから、事前告知なしに汚さが襲いかかってくるし、キモカワにギリギリ分類するのが難しいくらいの蛆虫のキモキャラが大量に出てくるし、途中で蛆虫の卵食べちゃってるし、空きっ腹の胃袋に度数の高いお酒をぶち込んだような気分になってしまう映画です。
事前告知、大事。そして邦題はなぜそうなった。
どれくらい汚い映画なのか観てみたい人は是非一度観てみてください 多分言いたいことがわかります。

過去の作品でのトラウマシーン

実は「マウスタウン」の制作会社のドリームワークス、これ以前にクレイアニメテイストの『チキンラン』や聖書ベースのミュージカルアニメ『プリンス・オブ・エジプト』も公開していますが、複数のキッズの脳内にトラウマを刻みこむような意外とエゲツないシーンを作り出した過去があります。

©2000 DreamWorks Animation SKG, Inc.

『チキンラン』はそもそもビジュアルがクレイアニメのほのぼの冒険アニメみたいなのに、「養鶏場の鶏たちが殺されないために奮闘する」というストーリーであるために最初の設定から闇が深い、変な怖さを包括しているトラウマ映画ですし、(あくまでも子供用映画であるはずのチキンランの検索予測に「怖い」とか「トラウマ」と出てくる異常現象が起こっており、公開からかなり年数が経った今でもその爪痕を残しています)『プリンス・オブ・エジプト』では”The Plagues”が歌われるシーンで、おそらく演出の方々が「モーセの十戒」を追求しすぎたせいで大人がみても夢に出てきそうな気持ち悪さと怖さを含む映像となってしまっていました。『プリンス・オブ・エジプト』はミュージカルアニメ映画として良作だと思うし、”The Plagues”は耳に残る素晴らしい曲だと思っているんですが、虫嫌いな人にとっては結構なトラウマになりうる映像だと思います。

©1998 DreamWorks Animation SKG, Inc.

少なくとも幼少期の私のキャパシティは超えていてトラウマになった、ある意味思い出深い映像でした。

過去を振り返ると、このように今までも何かしらのエグさを包み隠さず出してくる作品を何本も出している制作会社なので、その点を踏まえると「マウス・タウン」で汚さを隠そうとしないのは当然の流れだとは思ってしまいますね。

ともあれ、「マウス・タウン」含め、ドリームワークスのどの作品もコミカルな要素をしっかり出して最初から最後まで楽しめる作品揃いなので、ハズレはそんなにないですし、是非観てもらいたいのですがちょっと注意は必要かも!
そんなお話でした!

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