大空から久々にLINE来た
いや~~~~見た? 見ました??
劇場版『アイカツ! 10th STORY 未来へのSTARWAY』……。
私、単純に忙しかったりとか、あと『アイカツ!』シリーズを『アイカツスターズ!』の第1シリーズまでしか追えてない後ろめたさとかもあって先送り先送りにしてたんだけど……。
いや、なんか……昨日久々に大空からLINEが来たからさぁ~~ッッッ!
おっ……大空!!!! お前……!!!!
1回目をユウちゃん珠璃ちゃんと見に行っただァ!?!?!?!
オイオイオイオイオイ ヤバいヤバいヤバい
氷上とはまだ行ってないの!?!?! マジで!?!?!?
未だに「なんでユウちゃんとルームメイト解消しちゃったの!?!?」って思ってたり『アイカツ!』第115話という骨が喉に刺さったまま未だに抜けない私はぶっ倒れて気絶した。
えーーーーー見に来ます。2月末でちょうど仕事がいろいろ終わって身体空いたからヒマだし……。
見ました。
すんげーーーーーーーーーーーーーーーーーーよかった。
なんだろ、すごいんですよ。10周年の記念碑的なアニメなんですけど(正確には短編版が2022年7月に劇場版『アイカツプラネット』とともに上映されており、今回の映画はそれに大幅に内容を追加したものである)、こう……いい意味で劇場版っぽくないんですよ! わかる?
だって例えばさ、大スター宮いちご祭りとか『アイカツスターズ!』の劇場版はもう、すごい「劇場版や!!!!」って感じの絵作りだったじゃん!
ゆめちゃんと桜庭がさあ! チューしたとことかすごかったじゃん!
でも『アイカツ10th』はそこまで劇場版っぽくないんですよ! いや、お話は「10周年だなあ」って感じがするし新曲がポンポン出てくることは出てきて豪華なんだけど……。
こういう言い方すると悪口に聞こえるかもしれないけど「クオリティがそこまで高くない」の! いや作画の質は高いッスよ。高いんだけど「うおー!! 映画だぜ!!!」って気合がそんなになの。でもそれって全然マイナスじゃなくて、映画が始まった途端
「あっ!! アイカツ! の続きだ! TVアニメと同じだ!」
ってなるのよ。
精神テンションが「あの頃」に戻るの! 私がスターライトとドリアカの生徒だったあの頃に! 昨日の続きみたいに……
あの頃ッッッ!!!
あの頃確かに俺はッッッッ
俺はよッッッッッ!! 確かにスターライトやドリアカで星宮や音城とシノギを削ってたんだよッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でさ、ちゃんとOPテーマがさ、新曲なんだけど入るわけ!
で、まあOPも最高なんだけど終わった直後に10数秒挟まるパートがさ、セリフなしでBGMと映像だけ流れるんですよ。ここがね、ここがものすごく
「あっ!? ”提供”っぽくない!?!? このシークエンスさあ!」
って興奮しましたね。実際のところ『アイカツ!』の提供はキービジュアルが出てくるだけで映像じゃないんだけさ。なんか。
で、本編はというと無限に興奮するんだけど……そう、なんか思ったよりしんみりした内容じゃないのは良かった。なんかこう、もっとある意味『アイカツ!』のお葬式……っていうとものすごく人聞きが悪いけど「これでこのコンテンツとはさっぱりサヨナラしてくれよな!」みたいなのを見せられちゃうのかな~~ってけっこう警戒してたんですよ。いま思うとその思い込みも上映から足が遠のいてた理由かもしれない。
でも実際に見ると「切ない」とか「寂しい」よりも「興奮」が上回ったね。なんか、思ったより全然ウルウル来なかったし。ずっと楽しい~~!! ってなれたよ。もちろん、結構メッセージみたいなのは含まれてるんですよ。ものすごくある。あるし、泣けるし、心に響くんだけどそれ以上に楽しいので、警戒してたよりも「説教くせーな!」みたいな感じが全然しなくて本当に良かった。
ただね、本当に泣かなかった。泣かなかったんですけど最後の最後にカマされて落涙しちゃったんですよ。それも自分でも「えっ!?」って驚くくらい「ここ!?!?!」ってところで。
それはね、ラスト「MY STARWAY」を歌うソレイユの3人の羽根が生えたとき!!! ここがねえ!!! ここがッッッ!!! DCDを続けてきた私からすると泣けるんだよ!
「いや何言ってんだ! ラストのラスト、主題歌を歌うところなんだからそりゃ泣けるだろう! 俺だって泣いたわ」
って人もいるでしょう。でも私はそういう、シーンが持つエモみじゃなくてまさに
「ソレイユのあのドレスに羽根が生えた」
ことに泣けちゃったんだよな。
ソレイユのユニットドレスは強くない
まず大前提としてソレイユの衣装ってどうしてもちょっと「型落ち」なんですよ。ソレイユといえばこのコーデ! というのは間違いないんだけど。
アイカツ! といえばアニメでも頻繁にテーマになっていた「プレミアムレアドレス」ですが、ソレイユの象徴とも言えるスターサン〇〇コーデはそれよりもレアリティ、性能が劣る「レアドレス」なんですね。
数字を比べれば一目瞭然。スターサンシャインコーデ+スターサニーコーデの合計数値は1750ですが……
同時期にリリースされたプレミアムレアドレス「ガーリーバイオリンコーデ」の合計値2500にはもちろん敵わず……
最初期のプレミアムドレス「オーロラキスコーデ」の合計値2350にも劣る数字になっています。
そのためDCD経験者の私としてはソレイユあのドレスには
「うーーーーん確かにソレイユが3人揃ったらこのドレスを着てほしい感じはあるけどやはり性能は劣るしこの衣装はダイヤモンドハッピーをやってこそって感じがするし、新曲をやるなら各々新衣装なり思い出深いプレミアムレアドレスを着るべきなのでは?」
という思いが無いでも無かったんですわ。
俺たちは星宮世代の羽根への傾倒にうんざりしていた
さらにもうひとつ、『アイカツ!』のドレスの話をしましょう。
これはとくに2年目、ドリームアカデミー編で顕著だった現象なんですけど、やたらプレミアムレアドレスに羽根が生えました。
やたら、というか2014年は星座ドレスというトレンドが発生しておりまして、黄道十二星座をモチーフにしているこれらのドレスにはなんとすべて羽根が生えている。
1年目では限られたコーデだけに取り付けられていた羽根がバーゲンセールのようにくっついてる様を見せられて、我々アイドルたちは「もう羽根は飽きたよ!!!」と叫んだものでした。
だから2年目のときは
「プレミアムレアドレスがほしいぜ!!!」
と言う気持ちと
「もう羽根にはウンザリなんです!!!」
という気持ちが両立してたんだよ!
1年目のときも羽根が極端に少なかったってわけじゃないけどさ、マジで全部だったから……2年目……。
幸い3年目、あかりジェネレーションになってからは羽根だらけ傾向は納まったんですが、ドリアカとバチバチやってたことも相まって「星座ドレスといえば羽根」が「高性能ドレスと言えば羽根」「星宮世代といえば羽根」がけっこう私のなかにあったんだよ! ひねくれ気味な気持ちとともにさ!
「強さ」の象徴しての羽根
でもさあ! そのふたつの、DCDをマジ遊びしていたが故に産まれてしまったひねくれた気持ちがさあ!
10年の時を経て……正確には星座ドレスは2年目で、スターサン〇〇コーデは3年目だから8~9年なんだけど、とにかくその節目でよう! 奇跡の合体化学反応を起こしてよう!
「あの!!! 対して性能が振るわないはずのソレイユのユニットドレスにッッ……生えないはずの羽根がッッッ!?!?!」
って大感動したんスよ!!! マジで!!!
足りないユニットドレスの性能を羽根で補って一線級のパワーを発揮しているッッッ!
しかもこの大一番で、劇場版ではここまで一度もやってなかった「オーラ」演出までやるしさ! ここまでやられたら、やられたら泣いちゃうじゃん。
ソレイユの3人がさ、私の予想を遥かに超えてきたんだよ。
私の知っている星宮いちごちゃんはさ……。でも、まだ私の知らない力を持っていたんだよ。
時を越えて……キミにまた会えたときに……見せてあげたい未来……
DCDをやっていたこと
無駄じゃなかった
ここまでは来れた
ここではないどんな場所に立っていても
この日々の先なら好きになれるはず……
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