昨年一部メディアで話題になり、【孤高の自主アニメ監督 伊勢田勝行】氏のことを覚えている方も少なくないだろう。
今回は伊勢田氏がプロデュースしている、女性漫画家「伊津原しま」について紹介する。
孤高のアウトサイダー、日本のヘンリー・ダーガー『伊勢田勝行』
まず、伊勢田氏について説明しよう。
1980年代の少女漫画を彷彿とさせる作風で、原作、作画、声優、音楽、演出、監督までをすべて1人でこなす孤高のクリエイターである。
20年以上人知れず創作活動を続けていた伊勢田氏は「日本のヘンリー・ダーガー」という異名も持つが、そんな伊勢田氏が2015年、三戸なつめのミュージックビデオ『前髪切りすぎた-学園篇-』、『8ビットボーイ-王子様篇-』を制作したことで注目を集めた。
何も知らずに見ると困惑してしまうが、伊勢田氏はこうしたテイストのアニメーション作品や特撮作品をこれまで70本以上制作し、それを地元の劇場や学園祭などで上映してきたが、昨今注目を集めるにつれてネットでも気軽に見ることができるようになった。
参考:作品リンク
クリアファイルにポスカで絵を描きそれをビデオカメラで撮影する(PCを使用しない)という斬新なスタイルで制作されたそれらの作品はなんとも言えない味わい深さがあるが、個性がとても強いということは確かだ。
伊勢田氏は現在、女性漫画家「伊津原しま」をプロデュースしており、伊勢田氏とは異なり「伊津原しま」は比較的活発にネット上での活動も行なっている。
伊勢田勝行プロデュースの女性漫画家「伊津原しま」とは?
インディークリエイターの投稿サイト「マンガボックスインディーズ」やYoutubeへの投稿の他、作品集『浅瀬でランデブー』を宮帯出版社から発行している「伊津原しま」。
プロフィールは以下の通りである。
Youtubeではアニメーション動画も投稿されている。
この雰囲気…さっきも見た?
もうお分かりとは思うが、「伊津原しま」は伊勢田勝行氏の別名義である。
最近ではこちらの名義での活動が活発なようで、Twitterのアカウントも存在する。
マンガボックスインディーズの更新等最新情報はこのTwitterアカウントをチェックすると良いだろう。
また、アニメーション作品や自作CDなどがAmazonで購入可能で、伊勢田勝行、伊津原しまで検索すると大量にヒットするので、興味のある方はぜひ。


味のある作画に加え、我々の予想を超えてくる脚本の展開など内容も「ハマる人はハマる」作品群だと思うのでまずはニコニコ動画「伊勢田勝行作品チャンネル」及びYoutube「伊津原しま」チャンネルを見てみることをオススメする。
お盆のシーズン、親戚の子どもなどと一緒に鑑賞してみるのはいかがだろうか?
余談:買ってみた


3作まとめて¥1000というリーズナブルなDVDがアマゾンにあったので買ってみた。
作者から「リーズナブル」と言われたらそりゃ「リーズナブル」なワケで…納得のDVDですよ。




作者手描きの盤面!世界に1枚だけのDVD!
これ全部書いてるの?結構大変だと思うよ!
でもここまで手作り感強い作品を即売会とかライブとかのイベント以外で入手するの少し新鮮…
そして中に二つ折りの紙片が封入されており、中を確認すると…


LINEスタンプも出てる!!


うぉぉー!!買ったぜ!!!!
バッチリ沼にハマってしまったよ…
ムービーナーズは伊勢田勝行、伊津原しまを応援します!!
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2月18日生まれ、みずがめ座
あだ名:しまぴょん、しましま
好きな食べ物:イチゴ大福
趣味:コスプレ
好きな映画:ファンタジー系、邦画の学園ラブコメなど