こんにちは。ムービーナーズです。
先日ウチの番犬がこんなことを呟いていました。
ごめんな。基本陰気なんだよ…
そこでホラーじゃない、なんならみんな大好きなMARVELの話をしてムービーナーズの好感度を上げていこうと思います。これでみなさん遠慮なく隣人に勧めることができますね?
ところで、外で「映画好きです」みたいな話すると「MCU(Marvel Cinematic Universe)何見たら良いの?」と聞かれることありませんか?
A.全部だよ(ドラマ以外)
と思いつつも、流石に作品数多くて敷居が高過ぎるので、全体の流れとして重要なものや、単発で観て面白いものをまず勧める場合が多いです。
個人的にはフェイズ1(アイアンマン~アベンジャーズ)は全部観ていただいたうえで、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」を観ていただければ嬉しいです。
あとは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を単発で勧めることが多いです。
でもこうして「人からMARVEL映画について尋ねられる」、「アメコミ原作の映画が市民権を獲得した」という事実に今では慣れてしまいましたが、一昔前からしたら奇跡のように思います。
女子高生がMARVELのリュックを背負って歩いてるなんて10年前は考えられなかったな!
原作コミックについても、アベンジャーズが公開された2012年あたりから世間的にMCU作品が広く認知されるようになって、映画原案のような形でちょいちょい邦訳本が小プロさんやヴィレッジブックスさんから出版されるのが目立つようになったと思います。
日本だと1996年に発行していた「マーヴルクロス」(昔はマーヴルって呼んでたよね)という雑誌形式でMARVELコミックを小プロさんが翻訳・出版していたり、ゼロ年代でもX-MEN(2000)やスパイダーマン(2002)の公開に併せて新潮社さんからアルティメット・ユニバース(マーベル・コミックの世界は多元宇宙で、アルティメット・ユニバースはその一つ。要は本編のパラレルワールド)作品の邦訳本が微妙にあったりしましたが、正直、自分の周りに読んでる人間はいませんでした。俺1人で読んでた。
ちなみに、昨年大ヒットした「スパイダーマン: スパイダーバース」(原題:Spider-Man: Into the Spider-Verse)の主役マイルス・モラレスくんはアルティメット・ユニバースにおけるメインのスパイダーマンです(途中でピーターと主役交代した)。
話逸れますが、このパラレルワールドのアルティメットな世界にもアベンジャーズに相当する「アルティメッツ」という団体が存在するのですが、キャプテンアメリカがめちゃくちゃ口悪かったり
ハルクが性欲旺盛で人肉食を好んだり
楽しいコミックなのでぜひ読んでみてください。
余談ですが「MARVELコミック何おすすめ?」といった質問もたまにいただくのですが、私はホークアイの個人誌「ホークアイ:マイライフ・アズ・ア・ウェポン」(から続くシリーズ)をめちゃくちゃオススメします!
MCUではジェレミー・レナーが演じ、アベンジャーズとして異星人と戦ったりシビルウォーしたりでみなさまご存知のホークアイ。
端的に言ってしまうとホークアイは「普通の人」なんですよ。弓の扱いがうまい「普通の人」。
そんな特殊能力を持たないホークアイはアベンジャーズでは頑張って異星人などと戦っていましたが、アベンジャーズから離れると戦う相手は「地上げ屋」なんかになるんですよ。
チンコ丸出しで地上げ屋と戦うホークアイを是非みなさまにも応援していただきたく存じます。
話逸れましたが、私はMARVEL作品全般が好きで、非MCUのMARVEL映画も勧めたいんですよね。MARVELがキャラクターの権利を安売りして微妙な映画も結構作られた時期も含めて。
もちろん、スパイダーマン2(2004)は傑作なので、スパイダーマン(2002)と併せてぜひ観ていただきたいですし、パニッシャーの2作目やX-MENシリーズ(ファイナルディシジョンを除く)も面白いんですよ〜!
そこで、外せないのはゴーストライダーなんですよね。
以下、あらすじと予告編です。
ストーリーは特に小難しいこともないシンプルなお話で、端的に言えばニコラス・ケイジが悪魔と契約して燃えるガイコツ人間になってヘルバイクを乗り回し、悪魔退治する。
以上だ!
まず、この映画で重要なのは「ニコラスケイジ」が主演ということで、ニコラスケイジの本名がニコラス・キム・コッポラ(Nicolas Kim Coppola)なのは有名な話です。
ここで「ケイジどこから来た!?」と思った方もいると思いますが、MARVELコミックに「パワーマン」というヒーローがいて、そのキャラの本名「ルークケイジ」が由来となっています。
更にニコラスケイジは息子には「カル=エル」と名付けました(カル=エルはスーパーマンの名前)。
ニコラスケイジはめちゃめちゃアメコミ好きなんですよ!そんなアメコミ大好きなニコラスがMARVELヒーローを演じているということがまず熱いんですよね。
そんなゴーストライダーの必殺技は「見つめ合う」ことです。
燃える眼窩を見つめると、自らが犯した全ての悪事と他人に与えた全ての苦痛が本人に舞い戻り、過去の罪を悔い改めさせる…とのこと。
相手と「見つめ合ったら勝ち」というチート技なんですよ(敵はだいたい悪人なので)。
ニコラスケイジ「俺の目を見ろ…」
こりゃぁ勝てないぜ…
全編に渡って(過剰に)熱い演技を魅せてくれる、俺たちのニコラスケイジを楽しめる1本です。MCUからMARVELに興味を持った方はこちらをきっかけにニコラスケイジの世界に入門していただければ幸いです!
※Amazonだとレンタルしかないですが今調べたらU-NEXTには2作目までありました。
(2020年4月8日現在)
この作品をご覧になったお客様は次の作品もご覧になっています。
- 本物のバトル俳優たちを集めに集めた最強の肉弾アクション映画!『The Last Kumite』
- ナースのキクミカワさん 1話
- ホイホ・ホイホイホ/ほしつ 7話
- ぢごくもよう 第三十二話『桶屋の棺桶』
- いいから読んで!でも待って!!19巻出るまで最新話とか読まないで!漫画『龍と苺』のくれた「体験」
- 劇場版『風都探偵 仮面ライダースカルの肖像』レビュー。劇場で香る「大人の仮面ライダー」の深い味わいに涙!
- サキュバスのメロメロ 16話/マー
- ぢごくもよう 第三十一話『山の女』
- ドラえもんがどら焼き屋でやりたい放題!店を大きくするためなら地上げも辞さない『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』絵日記
- 『エヴァンゲリオン』に受け継がれた『宇宙戦艦ヤマト』のDNA―忙しなさと段取りが、ドラマを形作る。
スタント・ライダーのジョニーは、父の命を救う代わりに自らの魂を売り渡す契約を悪魔メフィストとしてしまう。それから長い年月が過ぎたある日、メフィストの息子ブラックハートが地上に現れ、地獄を我が物にしようとしていた。メフィストは、それを阻止するために”ゴーストライダー”を差し向ける。そのゴーストライダーこそジョニーだったのだ!彼は炎を吹き上げるヘルバイクとともに、悪魔たちとの壮絶な戦いに挑む!