『僕のミッシー』レビュー/ローレン・ラプカスがサイコ女を熱演【NETFLIXオリジナル】

5/13からNETFLIXにて配信を開始した新作『僕のミッシー』(原題:The Wrong Missy)を紹介しよう!
本作はデヴィッド・スペード1やローレン・ラプカス2らが出演する、メールの送り間違いが原因でイカれた女と社員旅行に行くはめになってしまった主人公の姿を描くコメディ映画だ。サメも出るよ。

『僕のミッシー』

あらすじ

理想の女性と出会ったティム・モリスは、メールを通じて急速に彼女との仲を深めていく。のぼせ上がったティムは、リゾート地への社員旅行に彼女を招待することに。 しかし、週末のバカンス行きの飛行機に姿を表したのは、かつてひどい目に遭ったブラインドデートの相手。ティムは違う「ミッシー」にメールしていたことを悟るが、後戻りもできず…。

この映画の1番の見所はヒロイン「ミッシー(イカれ)」のキャラクターとローレン・ラプカスの怪演だ。
主人公ティムはブラインドデート3で知り合った「ミッシー」の言動に終始翻弄される。

©︎ 2020 Netflix

いきなり髪を食い始めたり叫んだりするミッシーから逃げようとトイレから脱出を図るものの

©︎ 2020 Netflix

男性用トイレに普通に入ってきて巨大なナイフを取り出すミッシー
そんなミッシーとはもう関わらないと考えていたティムだったが、社員旅行に誘おうと思っていたミッシー(正常)と誤ってミッシー(イカれ)を呼んでしまった。
空いた役職を巡って同僚と昇進争いの真っ只中のティムは、そんなこと御構い無しに暴れるミッシーといったいどうなってしまうのか…

©︎ 2020 Netflix

ミッシーの催眠術によって狂ってしまった社長によって会社全体がおかしなことになってしまったり、元恋人と3Pすることになってしまったり終盤は混迷を極めていく

©︎ 2020 Netflix

Rotten Tomatoesでの批評家の見解は芳しくなく「ローレン・ラプカスのお陰で、『僕のミッシー』は大失敗作になることを回避できた。」といった内容の批評が目立つが、逆にそのローレン・ラプカスの演技には一見の価値があると思う。
参考:https://www.rottentomatoes.com/m/the_wrong_missy
『ジュラシックワールド』のヴィヴィアン(ebayでジュラシックパークのTシャツを買ったオタクを「彼氏いるの」と拒んだオペレーター)役や『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の看守スーザン役で知られているローレン・ラプカス。

Lauren Lapkus in a scene from NetflixÕs Orange is the New Black Season 2. Photo credit: Ali Goldstein for Netflix.

上記の役だとどちらかというとクールなキャラクターだが、本作では打って変わってコミカルでサイコなキャラクターを見事に演じている。
元々コメディアンでもある彼女のハマり役を楽しめる『僕のミッシー』がNETFLIXにて絶賛配信中!

ミッシーが眠っているティムに手コキを仕掛けるシーンでは、後ろの座席のおばさん(地獄に行けおばさん)の表情にも注目だ!

©︎ 2020 Netflix
  1. 、アメリカ合衆国の俳優、コメディアン、声優。1990年代に『サタデーナイトライブ』のレギュラーキャストとして名声を獲得した。
  2. Orange Is the New Blackでスーザンフィッシャーを演じたことで知られるアメリカの女優、コメディアン
  3. 友人の紹介などを通じて、知らない相手とデートをする行為
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