【ムービーナーズ座談会】未見の映画でおしゃべり 第1回「私、あの映画観たことないんです…」

“未見の映画でおしゃべり”~私、あの映画観たことないんです…~

映画好きだけど、見たことない映画の話題をガッツリ振られてしまった…。

映画に限らず、好きなコンテンツでこの状況はなかなかしんどいものです。「え?そんなことも知らないんだ…」なんて空気になったら、悲しくて夜も眠れません。でもいっそのこと、知らない人同士で、知らない作品について色々話したら、逆に面白いことになるのでは…?

そこで今回、様々なフィールドで活躍する4名の映画ファンを集め、あえて知らない映画について語る座談会を開催。

題して「“未見の映画でおしゃべり”~私、あの映画観たことないんです…~」

この記事を読めば、きっと知らないことが恥ずかしくなくなるはずです…!

■座談会概要

今回の座談会はディスコードの音声チャットにて実施。座談会は3回に分けて行いました。

  • 1回目:見ていない作品を選ぶ
  • 2回目:選んだ作品で起承転結を予想
  • 3回目:実際に作品を鑑賞し、みんなでやんややんや答え合わせ

という流れで進めます。

今回は作品選定になるのですが、果たして星の数ほどある映画から、5人全員が観ていない映画は見つかるのでしょうか…?

【参加メンバー】

大河内S.F

地下アイドルをやっています。 鳥貴族が好きです。好きな映画は『死霊のはらわた2』『ゆきゆきて、神軍』です。

九龍きのこ

ミュージカルを歌って踊る。 海外アニメやら映画やら、尖った作品と可愛い世界観が大好き。なお、可愛いの定義が狂っている自覚は往々にしてある模様。 ジャッキー・チェンを見て中国拳法を始めるも続けられなかった。 オカルト哲学誌、月刊ムーの愛読者。

滝本リオ

チープでかわいいニューウェイヴなゆるラップを中心に作る、エセラッパー兼トラックメイカ〜。あまりにもバンドに向いていなかった為個人制作をはじめたところ、本人の性格を反映したようなトンチキな曲を作るようになり現在の活動に至る。

ネジムラ89

缶バッジ販売専門店「カンバーバッチ」のオーナー兼アニメ映画ライター。アニメ映画情報マガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」をnoteにて配信中。その他いろんなとこでアニメ映画話を執筆。

ヤマダマイ

TS○TAYA→ミニシアター勤務を経て映画ライターをやっています。ネタ系ドキュメンタリー映画が好きで、主に映画で変な企画・検証記事を書いています。インドアなのに映画Tシャツを見ると買ってしまうのが悩み。

【座談会1回目(作品選定)10/17 20:00】

ヤマダ:座談会1回目では作品を決めるとことから始めるのですが…。いきなりピンポイントで5人全員が観ていない映画を見つけるのは難しいと思うので、まずはジャンルから絞っていければと思います。

ヤマダ:実は企画の段階で大河内さんと話していたのが「有名シリーズもので全然注目を集めなかった作品をピックアップする」というものがありました。

大河内:『ターミ―ネーター』シリーズだと、2以外で見ているなり覚えている人っているのかな…?ていう感じです。

滝本:シリーズものだと、私『ロッキー』は見たことないです。

ネジムラ:『ロッキー』は見ちゃってるなあ~。

大河内:自分も見たけどそんなに覚えてない…。

ヤマダ:シリーズものに通ずるかもですが「金ロー」でよく放送してるのは知ってるけど、観たことはない…なんて作品も多いかなと思っています。

滝本:そっち系だと『海が聞こえる』とかは観たけど、今は全然覚えてないですね…。

■ジャンル映画で考えてみる

ネジムラ:「ぜひやってみたい!」ってジャンルとかありますか?

大河内:大々的な広告を打ったけど、特定の層しか見ていなさそうなジャンルなんてどうですか?例えば青春恋愛映画なら『アオハライド』とか、さかのぼれば『セカチュー(世界の中心で、愛をさけぶ)』とか。ある程度テンプレ化されていて分かりそうじゃないですか?「誰か死ぬんだろうなあ〜」みたいな。

一同:笑

ヤマダ:青春映画は探してみたら面白そうですね!

きのこ:逆なテイストになるんですけど『アルマゲドン』あたりを見てないです。いわゆる「全米が泣いた!」みたいなキャッチコピーの映画を避ける傾向にあるので…。

滝本:全米ってすぐ泣くから、あんまり信用ならないんですよね(笑)

ネジムラ:厳しいなあ(笑)

ヤマダ:ディザスター映画もいいですね!インパクトだけ先行して内容は見てないケースが多そう。自分は『2012』とか『デイ・アフター・トゥモロー』なんかを見てないです。

きのこ:あとは…意外と古い名作なんかも見てなかったりすること多くないですか?

大河内:それならシネフィルの人が「見てなきゃコロス…」っていうくらいのマジでメジャーな作品はどうですか?『ショーシャンクの空に』とか。

ネジムラ:まさに私、『ショーシャンク』は見てないんですよ!どんな話かも全く把握してないです…。

滝本:私も見てない…!

大河内:「脱獄するんだろうなあ…」くらいの記憶しかないですね…。

きのこ:『ショーシャンク』ありですね!

ヤマダ:今のところ邦画なら青春映画、洋画なら『ショーシャンクの空に』みたいな昔の超メジャーなやつか、ディザスター系が有力って感じですね。

■昔の有名作品/ディザスター映画で探してみる

大河内:アレなんでしたっけ、ずっと監視されてる男のやつ…「本人だけ知らなくてずっとテレビ中継されてた」ってストーリーの…。

きのこ:『トゥルーマン・ショー』だ!

大河内:それです!

きのこ:『トゥルーマン・ショー』は死ぬほど見ました(笑)

ヤマダ:でも方向性としてはそっち方面ですよね。ちなみにディザスター映画だと『アルマゲンドン』はみなさん見てますか?

一同:ありますねー。

ヤマダ:『デイ・アフター・トゥモロー』はどうですか?

ネジムラ:見ちゃってるなー。『インディペンデンス・デイ』なら見たことないです!

一同:ないですね〜

大河内:おっ!いいんじゃないですか?みんな見てない感じ。

ネジムラ:あれですよね、宇宙人が来る感じの…(笑)

きのこ:そうそう!

ヤマダ:ちょっと前に続編みたいなのありましたよね?スピンオフかもしれないですけど

きのこ:あまり検索するとネタバレを踏む可能性が…(汗)

ヤマダ:そうなんですよ…リンクは踏まずに検索でヒットした画像の一覧だけ見て喋ってます笑

きのこ:わたしもU-NEXTの洋画一覧を見ながら話してます(笑)

■青春・恋愛映画で探してみる

ヤマダ:青春映画だとなにがあるかな…『恋空』とか?

大河内:見てはないけど、なんというか…伝聞で話をおおよそ知っていますね。

きのこ:『セカチュー』との区別がつかない…。

ネジムラ:『セカチュー』はあの名台詞くらいしか知らない(笑)

ヤマダ:あとは最初に出た『アオハライド』もありかな…?

大河内:僕『アオハライド』はちょっと嫌な思い出があって…。新卒で内定もらった会社で懇親会があったんですけど、そこに「映画好きなんですよー!」って言ってた人がいたんです。これは話できるし友達になれるかも?と思って「どんな映画が好きなの?」ってきいたら『アオハライド』って答えられて、そっち系のジャンルは全然知らないから何も話できなかったという…。

一同:笑

きのこ:最近「邦キチ」で見たやつだ(笑)

大河内:「そうなんだ〜」で終わっちゃいました…。

■先の見えない作品選定に予想外の映画が…!

大河内:すいません、凄い斜めの方向からになるんですけど、逆に誰も見たことのない作品を出すのも面白んじゃないかなと思って。全然メジャーじゃないし、シネフィルの人も知らないマジのやつ

ヤマダ:おおー。例えばどんなヤツですか?

大河内:『3D SEX&禅』とか。

ヤマダ:それは確かに誰もわかんないですね…(笑)

ネジムラ:あとは…宗教系の作品になるんですけど、アマプラでたまに見れるのがありますよ。

きのこ:今それっぽいのを調べたら、同じタイトルで2015年版と2016年版がある…。しかも2016年版は有料だし…何が違うんだろう…。

大河内:“寄付用”じゃないですか?内容は一緒だけどお布施みたいな。

ヤマダ:これ、仮に宗教系の映画から選んだとして、どういった層が読んでくれるのか気になりますね…。

ネジムラ:うーん…あんまり宗教系の映画って、面白がって取り扱っちゃいけない気もするんですよね…汗 ただ、ムービーナーズの読者って結構コアな人多そうなんだよなあ(笑)

きのこ:内容が結構コアですもんね(笑)

大河内:そうなんです。『3D SEX&禅』とかも話せば3人くらいは「あ~あれ、すごいよね」って言ってくれる人がいる。

きのこ:なんでよ(笑)

大河内:あれはすごいですよ。香港国内では『アバター』より売れた3D映画なんで(笑)

ネジムラ:すごいな…(笑)あ、私まさに『アバター』見たことないんですよ!

滝本:『アバター』(見たこと)ないなあ…

きのこ:私もないです。

ヤマダ:ビジュアルは知ってるけど、内容はよく知らない…。

大河内:僕も途中までしか見た記憶ない…。テレビでやってたけど、あまり面白かった記憶もない…。きっと3Dで見るべき映画なんでしょうね。

ネジムラ:続編が控えているので、どこかで復習しなくちゃなって思いつつ…。

大河内:『アバター』いいんじゃないですか?メジャーなタイトルだし。

きのこ:ありですね!

大河内:あと『アバター』は見てないって言っても、あんまシネフィルの人から怒られない気がする(笑)

一同:確かに(笑)

きのこ:確かに「アバターめっちゃ好きです!」ていう話あんまり聞いたことないなあ。

ネジムラ:すごい変な立ち位置な映画だなあ、というのは思いますね。

大河内:2010年ごろの時代ってアバターのせいで映画館ちょっとおかしかったですよね。「なんでも3Dにするぞ!」みたいな。たしか『ソウ』の最後のやつ(『ソウ ザ・ファイナル』)も3Dで…僕、映画館ではらわたが飛び出てくる映像体験しましたもん(笑)

ネジムラ:確かに!今は逆に寂しいくらいだもん。3D映画が少なくて…。日本は早々に3D映画が廃れちゃったけど、海外は数年くらい3D映画が続いてたから、日本で3D上映されていない海外作品とかありますからね。

きのこ:この間『貞子3D』の2D版を見たんですけど、あれは違う意味で面白かったですよ(笑)3Dを見せたいがために画面のグラフィックが全然鮮やかだから、怖くないんですよ。くっきりしてるし。

ヤマダ:本末転倒ですね…(笑)

大河内:結局3Dとして見せたいがためにギミックを優先しすぎた結果「映画としてどうなの?」ていうところがすたれた原因ですよね。

きのこ:となると、『アバター』も結構怪しい…?

■アバターでおのずと推理が始まりました

ヤマダ:『アバター』いいですね、あらすじも何も出てこない…。

滝本:何にもわからない(笑)

きのこ:周りで「『アバター』を観た!」って人に会ったことない気がします。

ネジムラ:日常生活でアバターの話になることが皆無だからなあ(笑)

滝本:パロディAVの話(『オマター』)した時しか出てきませんもん(笑)

大河内:でも青い肌って、なんかその…エロいですよね?「X-MEN」に出てくる青い人(ミスティーク)もすごいエロい。

ネジムラ:確かにそこに系譜があるかもしれない!系譜って言ったらアレだけど…(笑)そっちの方がオリジナルかも!

大河内:もしかして『アバター』ってミュータントの話なんじゃないかっていう。

きのこ:でもなんか妖精みたいなものをCMで見た気がする。

一同:妖精…?

きのこ:小型の妖精がいっぱい出てくるのを見た気がするんですよ…。

ネジムラ:記憶にないぞ…。でも、そのボンヤリ感もいいですね(笑)

大河内:『アバター』いい感じじゃないですか?

ヤマダ:そうですね、もう推理が始まってます(笑)

ネジムラ:続編もそのうちやるし、時期的にもいいんじゃないですか?

きのこ:記事のネタとしてもよさそうですね

大河内:「実はお前ら、『アバター』見てないんだろ?」って。

ヤマダ:煽りから入り…(笑)

きのこ:「実は俺たちも見てないんだよ…」っていう記事(笑)

大河内:今ちょうど調べてたら1個見えちゃったんですけど、話を膨らますために…。『アバター』って調べると2個目にwikiが出てきて「神や仏の化身」っていう表記が…多分その辺が関わってくると思う。

きのこ:…また宗教系映画の話してます?

大河内:いや、『アバター』の話(笑)

■『アバター』=農業映画説

――ここで大河内さんから1枚の画像が共有される。

大河内:アマプラの吹き替え版サムネにTシャツ姿で農園にいるヤツがあって…画像をちょっと共有します。なんか群馬県の『アバター』みたい…。

一同:困惑

大河内:これなんですけど…。

(C)2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved.

ネジムラ:うわ!ホントだ!

大河内:ちょっと面白いのが後ろの植物も青いんですよ。これは推理の材料としても面白いと思います。『アバター』と言えば、部族とか戦士のイメージがあったので。

ネジムラ:もし本当に『アバター』で行くなら、みんなで“アバター”とは何なのかをあらかじめ予想しておきたいですね!私は“アバター”のことを青い人たちの総称だと思ってます。

滝本:私も青い人たちのことが“アバター”だと思ってました。

きのこ:私は“アバター”を国の名前だと思ってました。

ネジムラ:イントネーションもどうなんですかね?“アバター(⤵︎)”なのか“アバター(⤴︎)”なのか。

大河内:正しい英語としては“avatar”(ˈævətὰɚ)ですよね。

滝本:共通認識で通じているって事はやっぱりアバター(⤵︎)じゃないですか?

ヤマダ:そもそもこの映画って、人間は出るんですかね?青い人だけで完結するのかな。

ネジムラ:ポスターでは生身の人もいなかったっけ?

滝本:全然記憶にない…。

ヤマダ:勝手なイメージですけど、人間がアバターの星に来てアバターと交流するみたいな…。

ネジムラ:確かにそんなストーリーを聞いたような気がする。

ヤマダ:ただそこから何するのかまでは分からないんですよね…。

(C)2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved.

大河内:…農園?

滝本:なんか…マイクラみたいな感じですかね?

ヤマダ:おおー、開拓するのかな?

ネジムラ:電脳世界みたいなところかも?

きのこ:猿の惑星みたいなオチかも…?

大河内:ちなみに『アバター』は全5作の構想があるそうです。

ヤマダ:長っ!全然(シリーズが)進んでないじゃん!(笑)

大河内:『アバター』が2009年に公開されて、約10年後に『アバター2』をやるから単純計算で40年かかる…。

一同:苦笑

ネジムラ:この感じなら、座談会で話す映画は『アバター』で確定ですかね?

ヤマダ:『アバター』でいきましょう!これなら来週の予想座談会までネタバレ回避余裕そうだし…笑 

きのこ:うっかり話題を振られることもないでしょう笑

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こうして“未見の映画でおしゃべり” のテーマ作が『アバター』に決定しました!

先に次回の話をすると、マジで皆さんネタバレ回避が余裕だったこともあり、何の問題もなく2回目の座談会が行えました。

次回は予告編と限られた情報だけを元に『アバター』のストーリーや設定を予想していきます。果たしてどれくらい正解できるのでしょうか…?!

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