テレワーク製作アニメ『At Home With Olaf』!私のお気に入りオラフはこのエピソードだ!

新型コロナショックが収まらない!
これ以上の感染を抑えるためにも、日本でも不要不急の外出は控えるようにSTAY HOMEが叫ばれています。これを機にテレワークが始まった企業も多いのではないでしょうか。

そんなテレワークが話題になっている昨今、あのウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオが、なんとテレワークでのアニメーション製作を実施して話題になっています。
その名も『At Home With Olaf』です。

At Home With Olaf とは

2020年4月6日、新型コロナウイルスによって外出の制限が発令される中、ウォルト・ディズニー・アニメーションが突如『At Home With Olaf』を発表しました。
一本は30秒〜1分程度の短いものなのですが、連日新作エピソードが更新されています。

日本でも、少し時間差はありますが、 #おうちでオラフといっしょ のハッシュタグと共に、公式Twitterなどで本作を紹介しています。邦題はこのハッシュタグになるのでしょうか。日本語吹き替え版は存在しないのですが、基本的にオラフは笑い声だったり、叫び声だったり、いびきだったりと、このシリーズではセリフというセリフはないので、子供でも楽しめる作品となっています。

この映画はテレワークで製作されていた!

注目して欲しいポイントは、この『At Home With Olaf』がテレワークによって製作されたアニメーションである点です。アメリカでも2020年4月現在も、在宅勤務が強く推奨されている状態にあります。そんな中で立ち上がったのが、もともと『アナと雪の女王』でオラフのアニメーターを務めたハイラム・オズモンドさん。

“アナとエルサが世界を救う冒険をしていないとき、オラフがどう過ごしているのか”というアイディアから、このシリーズが生まれたことを、インタビューで語っています。(Entertainment Weekly: https://ew.com/movies/frozen-olaf-short-series-hyrum-osmond/ )
作品を観て、気づいた人も多いと思いますが、『At Home With Olaf』は、『アナと雪の女王2』で使われた素材などを活用して製作されています。いくらディズニーと言えども、一からアニメーションを作るのも至難の業。これだけのスピードで製作するのにも工夫が必要です。

ただし、オラフの声はしっかり新たに収録しているところが、さすがのディズニークオリティ。アメリカ版でオラフ役の声を務めたジョシュ・ギャッドさんも、しっかり自宅で収録を行い、パソコン越しに製作陣とコミュニケーションを取っていたようです。ジョシュ・ギャッドさんはTwitterにて収録の模様を投稿しています。

おすすめのエピソードはこれだ!

1話が短いので『At Home With Olaf』をまだ観ていない人は、ぜひ全部観て欲しいのですが、面倒臭がりさんや横着さん、そもそも『アナ雪』興味ないマン・興味ないウーマンの方も多いと思うので、『At Home With Olaf』の中でもぜひ、これだけはチェックしてみて欲しいというエピソードをピックアップしたので、観て欲しいな。

Music Time
楽器に囲まれたオラフが、器用に一人で複数の楽器を演奏するというお話。身体がバラバラになっても動くことができるオラフだからこそできるアクションなんですが、これを観てPIXARの短編作品『ワン・マン・バンド』を思い出しました。『ワン・マン・バンド』って、ストーリーと楽譜を同時に製作していったという特殊な製作を踏んでていった作品なのですが、そんなPIXARイズムがウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオにも継承されているような気がして好きです。

Adventure
オラフの顔の部分のない身体が、ひたすらいろんな風景を歩きだし、最後にとうとう顔を発見するというエピソード。最後の最後に、人間パチンコで顔だけが飛んでいったんだよ、という真相が明かされます。短い時間の中で、ストーリーテリングの巧みさが光る一作です。さり気なく『アナと雪の女王2』の新キャラクター、ブルーニも登場しています。

Sunrise
タイトルの通り、オラフが朝日を眺める“だけ”のエピソード。ポップコーンのように雪玉を頬張りながら朝日を待ち、待望の日の出に感動をするオラフ。当たり前の光景をどうしてこれだけ、感動して眺められるんだ、と最初は思ってしまったのですが、いやいや、よく考えたら朝日ってすごいドラマティックな風景だし、そう言えばしばらく日の出を眺めるなんて時間の使い方していないな、なんてことを思い出させられました。日々の当たり前の存在をこれだけ楽しめるオラフに、自粛期間の楽しみ方の根源を見せられたような気がして、衝撃が走りました。

意外と人によって好みが出るんじゃないかというぐらい、お話によって笑いの狙い方が異なるのも『At Home With Olaf』の面白いところ。みなさんのお気に入りのエピソードがあれば、ぜひ教えてくださいね。

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ネジムラ89
缶バッジ販売専門店「カンバーバッチ」のオーナー兼アニメ映画ライター。アニメ映画情報マガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」をnoteにて配信中。その他いろんなとこでアニメ映画話を書いてます。国内外問わずアニメ映画を中心とした有益な情報を多くの人に提供できるよう努めて参ります。

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