こんにちは、ムービーナーズです。
本日紹介する映画はこちら。
スノー・ロワイヤル(原題:Cold Pursuit)
2019年公開、ハンス・ペテル・モランド監督、リーアム・ニーソン主演の本作、2014年公開の『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』のセルフリメイク作品です。
公開当時はリーアム・ニーソン主演で【父親が活躍】するという要素から傑作アクション映画『96時間』を意識したようなプロモーションが行われていましたが、実際は完全なコメディ映画なのでやや注意です。
主役の名前を見るだけでもその辺りの悪ふざけがわかるのですが、リメイク前の『ファイティング・ダディ』の主人公の名前はニルス・ディックマン。「dick」は男性器を意味するスラングです。
そして、本作の主人公はネルソン・コックスマンで、「cock」も男性器を意味するスラングです。
もうバカ!!名前で遊ぶな!!
そんなふざけた名前の主人公の息子が「勘違い」でマフィアから殺害され、そこから復讐劇の幕が上がるのですが、ひたすら「勘違い」が連鎖し何故かマフィア同士の抗争に発展していき収集がつかなくなっていくドタバタコメディです。






・やたらと健康意識の高い麻薬王
・「モーテルでメイドを抱くには全裸になって股間に20ドル置いておけば良い」と豪語するマフィア
・楽しくなっちゃってハングライダーで遊び始めるマフィア
・田舎町で殺人事件が起きてテンション上がっちゃう警官
など、登場人物がだいたいアホです。
黒幕の麻薬王を突き止めその息子を誘拐する主人公、そんな主人公に「ストックホルム症候群って知ってる?」と尋ねる麻薬王の息子(かわいい)。
そして誘拐した麻薬王の息子に本の読み聞かせを頼まれ困り顔の主人公、そんな主人公は「除雪車のカタログ」を読み始めます。
リーアム・ニーソンが幼子に「除雪車のカタログ」を真面目に読み聞かせしている姿は一見の価値アリです。






『96時間』から想起されるような派手なアクションはありませんし、展開にやや冗長な部分もありますが、終始展開されるブラックジョークやおかしい登場人物の勘違い抗争劇にクスッと笑える映画なので、自宅で気軽に観る1本に最適です!
リメイク元の『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』は2020年5月2日現在、Amazonプライムビデオで無料視聴可能なので、こちらも併せてお楽しみください。
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雪の町キーホーで模範市民賞を受賞するほどの真面目な除雪作業員ネルズ・コックスマン。ある日、一人息子が麻薬の過剰摂取に偽装されて地元の麻薬王バイキングの組織に殺されてしまう。裏で組織が糸を引いていることに気付いたネルズは、ある時は素手で、ある時は銃で、ある時は除雪車で、一人また一人と敵を殺していく。しかし、敵対するネイティブアメリカン麻薬組織の仕業と勘違いしたバイキングはネイティブ組織を襲撃。相手もその報復に出る。静かな田舎町で起きた久々の事件に、地元警察はテンション上がりっぱなし。ネルズの戦いは、全く思いもよらない方向へと進んでいくのだった・・・。